夫と亡くなる前に最後のお出かけしたのは地元チームのバスケ観戦

夫が亡くなっても夫と行く予定だったバスケ観戦に夫の遺骨のペンダントと共に一人で観戦を続けた昨シーズン

見事、地元のプロバスケチームはB3リーグからB2リーグに昇格して去年10月から今シーズンが始まり

私は勢いで一人でファンクラブに入り、シーズンチケットを購入して4月7日まで、地元開催の試合は全て通いました。

後アウェイの試合は残っていますが、ホーム開催は終わりました。


振り返るとアラフィフまで、真剣にスポーツ観戦などしてこなかった人生なのに、最後に夫と出かけた場所だから、夫を連れて通わなくちゃと

今考えると訳のわからない理由で、半ば使命感のように通い詰めました。


時には、夫と思い出のある曲がかかり、涙がとまらなかったり

夫が応援していた選手がいいプレーをした時もなんだか涙が溢れ出したり

それでも、頑張っている選手からいっぱいいっぱい刺激を受けて、感動したり、勇気をもらったりしました。

次の週はバスケ観戦があるから頑張ろうと日々生活していました。


バスケはとても試合の展開が早く、審判が出したファウル判定もおかしいと思って抗議してもだいたいそのまま、試合が進む事が多いので、怒りや不満の気持ちを切り替えて試合に専念しないといけないので、怒りの気持ちを抱いてる選手をチーム選手同士で落ち着かせ試合を続行します。

そんな場面見るたびに、いろんな気持ちになる自分の事と重ねて、後悔しても仕方がない。時間は止まらない。前に進まなきゃ

と思わせてくれました。


そのおかげでどっぷり死別の悲しみの渦に溺れる事なく頑張れたような気がします。