娘と2人では意識が混濁している夫を抱える事はできないの救急車を呼びました。
自宅から近い場所に救急車で運ばれる病院がいくつかありますが、かかりつけ医のちょっと離れた総合病院に運んでほしいとお願いしました。
かかりつけ医に着くまでに、いくつかの大病院の前を通り過ぎます。もし、一分一秒を争う症状なら間に合わないのではないかと不安がよぎりました。
私たちが到着した後も次から次へと救急車は到着していました。
すぐにいろんな検査をして
低血糖の為か意識レベルが非常に悪い
血圧も低い、酸素レベルも悪い状況でした
血液検査では、ヘモグロビン4.5で、前回の抗がん剤をスキップした7.5よりはるかに低くなっていました。
炎症反応も、血糖値も、肝臓の数値も、とにかく、どれもこれも乱れすぎです。
4日後に撮る予定だった造影CTも撮る事になりました。
胆管のステントは外れて小腸のところで映像に映りました。
その状況を踏まえて、本日担当していただいた先生より説明がありました。
できるならば、胆管ステント入れ替えをするが、今の状態でできるかどうか
薬で血圧、血糖値を上げている最中
あきらかに、膵臓がんの末期の状況で、入院後お家に帰れないかもしれません。最期について話し合っていますか?
と問われました。
病院で一人で最期を迎えるのは嫌です。
私が付き添える所がいいです。
今は病院での面会、付き添い等は無理な状況です。
お気持ちはわかりますが、今禁止になってますから、特別扱いはできない状況ですね
と言われました。
しかしながら、今の夫の状況では、ここで処置してもらうしかありません。
ステント入れ替えに向かいましたが、状態的に出血などする可能性も高いので、危険度も高いと言われました。
結果は胃に消化できていない内容物があり、麻酔も思うように効かないし、内視鏡が入っていかないので、ステント入れ替えはできませんでした。
本日入院する病室に移動して点滴など準備をしている状況で、血圧、血糖値など状態が救急車で来た時よりもさらに悪くなり、面会、付き添いはできないと説明を受けていました。
病室前でいろんな書類にサインをしていたら
別部屋に呼ばれ、
先程の説明より状況が変わりました。とても悪い状態です。今日明日が山かもしれません。連絡しないといけないところには連絡をしてください。
今日は病室に入っていいですと許可が出ました。
東京の娘夫婦を呼びました。
夫の親兄弟は遠方の為、今日中に来れる時間ではありませんでした。
私と娘たちとで夫を囲み不安な夜を過ごしました
とりあえず、なんとか朝を迎える事が出来ました。
そして、二日目、、、
今、まさにがんと戦い中です。
今日は私だけ付き添いの許可出してもらいました