こんにちは。


ご訪問いただきありがとうございます。

今回は、“伝える”“伝わる”の違いについて書いてみたいと思います。


両者は似たような言葉ですが、意味合いにはかなり違いがあります。


“伝える”の場合は、「自分が伝える」といったような表現になりますよね。


これは自分が主語であり、自分が主体です。


“伝える”だと、あくまでも自分の意志であり、相手のことはあまり考慮されていないイメージがあります。


自分ではきちんと伝えたつもりでも、実際には相手に伝わっていなかったということも結構あるのではないでしょうか?


これに対して、“伝わる”の場合は、「相手に伝わる」といった表現になりますので、主体は相手です。


“伝わる”だと、相手に理解してもらえたから、結果として伝わるというイメージがあります。

やはり、自分がどれだけ伝えたかよりも、相手にどれだけ理解してもらえたかの方が大事だと思います。

 


これは提案資料を作成する場合も同じです。
 

まずは相手である読み手に提案資料の内容を理解してもらい、受入れてもらうことが重要です。
 

そのためには、読み手の立場になって、読み手の視点で資料を作成することが必要です。
 

マーケティングの世界では、顧客視点で考えることが大切だとよく言われますが、まさにこの考え方が当てはまると思います。

 

 

読み手を自分のお客様として考えて、どうしたら読んでもらえるのかを考えてみるのです。
 

自分が作成した資料をひとつの商品と考えて、相手に届けるような発想が必要です。


こういったことを意識することで、相手に伝わる資料を作成できる可能性が格段に高まります。
 

みなさんも今後資料を作成する際には、ぜひこれらのことを実践して“伝わる”資料を目指してみてください。


今回も最後までお読みいただきありがとうございました。