こんにちは。
ご訪問いただきありがとうございます。
今回は“PDCAサイクル“について書きたいと思います。
PDCAという言葉は実務でもよく使われるので、ご存じの方も多いと思います。
PDCAサイクルとは、品質管理における改善手法のひとつです。
主に生産現場における管理業務を継続的に改善していく手法として有名ですね。
そして、生産現場に限らず業務改善のツールとして、様々な業界や職種で広く使われています。
ちなみに、PDCAサイクルの概要は以下のとおりです。
P(Plan:計画)
⇒目標を設定し、これを達成するための計画を作成する
D(Do:実行)
⇒作成した計画に沿って実行する
C(Check:評価)
⇒計画どおりに実行できたかを評価する
(計画どおりにできなかった場合はその要因を分析する)
A(Action:改善)
⇒評価した結果を元に改善策につなげる
(分析した要因にもとづき改善策を実行する)
このような流れで、継続的な改善をすすめていきます。
そして、この業務改善の流れは、プレゼン資料の作成にもそのまま応用できます。
プレゼン資料のPDCAサイクルとしては、以下のような流れになります。
<プレゼン資料のPDCAサイクル>
P(Plan:計画)
⇒提案の狙い、目的に沿ってプレゼン資料を作成する
D(Do:実行)
⇒作成した資料にもとづきプレゼンを実施する
C(Check:評価)
⇒プレゼン相手の反応を踏まえて評価を行う
*当初に計画した提案の狙い、目的が達成できたかどうかチェックする
(具体的には、こちらの提案内容を理解してもらえたか、読み手の反応は好意的だったかなどについて評価を行う)
*また上記が達成できなかった場合は、その要因を分析する
A(Action:改善)
⇒評価した結果を元に改善点を次回以降の資料に反映する
なお、実際のプレゼンにおいては、話し方や説明のしかたなどの資料以外の要因も大きいと思いますが、ここではプレゼン資料だけに限定しています。
いかがでしたでしょうか?
このように常にこのPDCAサイクルを回すことで、あなたの作成するプレゼン資料は確実にレベルアップしていきます。
資料作成においても、ぜひこの考え方を取り入れてみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。