みなさん こんにちは。
ビジネスライティングには直接は関係ないのですが、今回は、“司馬遼太郎” について書いてみたいと思います。
NHKの大河ドラマの“麒麟がくる” を、毎週見ているのですが、その影響で、最近、司馬遼太郎の本を再び読むようになりました。
司馬遼太郎と言えば、「竜馬がゆく」や「坂の上の雲」などの歴史小説で有名ですね。
学生時代には、数多くの作品を読んでいたのですが、社会人になってからはほとんど読むことはありませんでした。
ところが、なぜが今年の大河ドラマを見ていて、久しぶりに読んでみようと思ったのです。
“麒麟がくる” は、明智光秀を主人公として、斎藤道三や織田信長が描かれていますが、司馬遼太郎の小説の中にも、同じようなストーリーの作品として、「国盗り物語」があります。
ちなみに、「国盗り物語」は1973年に大河ドラマとして放送されていますので、恐らくこちらが本家になるのでしょうね。
“麒麟がくる” をご覧になっている方には、この「国盗り物語」も合わせて読んでみることをお薦めします。
光秀、道三、信長の各人物像について、大河ドラマとはまた違った視点での描写があり、楽しめると思います。
「国盗り物語」では本能寺の変の後に、光秀が落命するまでが描かれていますが、その後の展開も司馬作品で楽しめます。
信長の次は秀吉ですので、「新史 太閤記」になります。
この本も、秀吉の人間的な魅力が生き生きと描かれていて、ストーリーに引き込まれます。
そして、最後は家康です。徳川家康の天下取りをテーマに描かれた作品が「関ヶ原」です。
関ヶ原の戦いといえば、徳川家康の天下取りの契機となった天下分け目の合戦として有名ですね。
この本では徳川家康と石田三成を中心として、多くの戦国武将たちの人間像が描かれています。
この本は上・中・下の3巻で構成されていますが、累計で500万部を超えているそうです。
すごい数字ですね!
ちなみに、2017年には映画化もされています。(私はまだ見ていませんが)
なお、今回ご紹介した3冊は、司馬作品の “戦国3部作” として紹介されることが多いようです。
司馬作品の中でも人気の高い作品ですので、この3冊で戦国時代から江戸時代への変遷を楽しんでみてはいかがでしょうか?
また、小説を読むことはインプットとして多くの文章に触れることになるので、継続することで文章力の向上にもつながると思います。
司馬遼太郎の作品には、他にも魅力的な作品が数多くありますので、また別の機会に紹介したいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。