みなさん、こんにちは。

 

 

 今回は、和田秀樹さんの『高齢になっても脳を健康に保つ特効薬』をご紹介します。

 

 

 

 

 この本は、脳に関連した健康法の本なのですが、ライティングにも役立つ内容がいくつかありましたので、ご紹介したいと思います。

 

<著者と本の概要>

 和田秀樹さんは精神科医として数多くの本を出されている方です。

 

 本書では、主に中高年向けに、“脳を鍛えることで長生きにつながる健康法”が書かれています。

 

 人間は、脳を使うとボケないだけでなく、長生きができるのだそうです。

 

 また、脳を鍛えるための最も有効な方法として、“文章を書くこと”が紹介されています。

 

 さらに、“脳を鍛える文章を書くためのヒント”も紹介されていますので、文章を書

く上で参考になる点も多いと思います。

 

<ライティングに役立つポイント>

 個人的に特に参考になった箇所、印象に残った箇所は以下のとおりです。

 

・会社の企画書も反論を想定して書く。この企画書を読んで、こんな意見が出るだろうとか、具体的に反論や批判を想定し、説得力に満ちた内容を考えて書くべき。

 

・脳を活性化して、なおかつ文章がうまくなるコツは以下の3つ。

 ①反論を想定して書く

 ②スキーマに依存しない

 (スキーマとは、深く考えなくてもこれだとわかる認知の形態のこと)

 ③二分割思考をやめる

 (二分割思考とは、白か黒のどちらかしかないと考え、中間のグレーを認めない思考の型のこと)

 

・書くことを趣味にすれば認知症になりにくいし、なっても進行が遅くなる。

 

 この本を読んで、“文章を書くことがいかに脳によい刺激を与えているか”ということを改めて認識できた気がします。

 

 私もアラフィフ世代ですので、今まで以上に積極的に文章を書くようにして、脳をどんどん活性化させていきたいと思いました。

 

<お薦めしたい人>

 40歳以上の中高年の方に特にお薦めですが、文章を書くためのヒントの部分はあらゆる世代の方に参考になると思います。

 

 また脳の活性化に関心がある方にもお薦めです!

 

 今回も最後までお読みいただきありがとうございました。