プレゼン資料は最初の見た目が大事です。
第一印象で、ある程度評価が決まってしまうことが多いのです。
このことは、人の場合で考えても、よく理解できるのではないでしょうか?
“人の第一印象は初対面のわずか数秒で決まってしまう”ということを、みなさんも聞いたことがあると思います。
これは、「メラビアンの法則」と言う概念であり、人は初対面のコミュニケーションの際に、「視覚情報」を最も重視しているそうです。
具体的な手法やテクニックについては、また別の機会に説明したいと思いますので、今回は基本的な考え方やなぜ見た目が重要なのかについて説明したいと思います。
一般的に、関心や興味がなければ、人は他人の書いた文章をあまり積極的に読もうとはしないそうです。
このことは、ご自身のことに置換えてみても思い当たることが多いのではないでしょうか?
ましてやビジネス文書であれば、より一層この傾向は強まります。
そのため、たとえ上司であっても積極的には読んでもらえないと考えた方が無難です。
(忙しい上司であればなおさらですよね)
また人間の脳は複雑な情報を嫌うため、脳に負担がかかるような読みにくい文章だと、それだけで拒絶反応を起こしてしまう可能性が高くなるのだそうです。
逆に見た目にも整理されていてわかりやすい文章は、読み手の労力の軽減につながるため好印象になります。
読み手のことを考えて作成されていることが伝われば、資料の内容についても十分に検討されている印象を持ってもらえます。
最初のイメージがよければ、よい印象のまま肯定的なスタンスで読んでもらえる可能性が高くなります。
そういった意味でもやはり第一印象が重要なのです。
そのためには、表紙を含めた資料の冒頭の数ページについては、特に注力して書く必要があります。
一目で何が書いてあるか、何を言いたいのかがわかるようにしましょう。
逆に何を言いたいのかがよくわからない資料では、読んでもらえない可能性が大です。
このことを意識するだけでも、あなたの作成した資料に対する評価が確実にアップするはずです。
ぜひ実践してみてください!