プレゼン資料の構成にはいくつかのパターンがあります。
一般的によく使われているものですと「起+承+転+結」型があります。小説などのストーリー形式では定番のパターンですが、プレゼン資料などのビジネスシーンにはあまり向いていません。
プレゼン資料の場合は、基本は「序論+本論+結論」型になります。最初に「序論」で提案の背景や概要などを説明した上で、「本論」で提案内容の詳細の説明をし、最後に「結論」で具体的に実行したいことを提言します。
これ以外にも結論を先に説明する「結論先行」型があります。どちらにするかはケースバイケースですが、決裁者は早く結論を知りたいので、結論先行型の方が印象は良いでしょう。
資料を構成する上では資料の流れ、ストーリーを意識することが特に重要です。資料の流れがよいと、読み手の理解が進みとても読みやすくなります。読みやすければ資料に対する印象も良くなり、提案内容も受入れてもらえる可能性が高くなります。
このようにプレゼン資料の読み手をストーリーで引き込み、感情移入してもらうことで当事者意識を醸成し、その結果として提案内容を受入れてもらえる可能性が高まるのです。