プレゼン資料を作成する上で最初に考えることは、その目的を明確にすることです。

 

これが明確になっていないと、何も読み手に伝えることができません。

それと同時に、目的を達成するために、読み手とって必要な情報を提供することも同じくらい重要です。

 ところが実際には、プレゼン資料を作成する時に、このことが意識されていないことが多いのです。

 まずは今回の資料の目的は何かを明確にして、その上で伝えたいこと(メッセージ)を書いてみましょう。

 例として、「社内向けの顧客管理システムの提案」のケースで考えてみます。

この場合、最終的な目的は、顧客管理システムの導入になりますので、目的は『顧客管理システムの導入について承認・決裁をもらうになります。

そして、伝えたいことは、決裁をもらうために必要となる情報になります。具体的には、“顧客管理システムが必要な理由”や“顧客管理システムの導入によるメリット”があげられます。

 これらは書いてみると当たり前のことに思えますが、最初にこのことを意識していないと、資料の細かい内容や体裁に注意を取られてしまい、当初の目的からずれてしまうことが多いのです。

最初に意識づけをする上でも、目的伝えたいことをまずは紙に書いてみることをお勧めします。