レイプされた彼女は、家に帰るも、旦那さんとはまともに話ができなくなっていました。
なんとか平然を装うとしていたが、どうしたの?と心配されていた。
穢された。
そう思うからこそ、死のうと何度も何度も思った。
思わないでいたことの方が少ないぐらいの日々。
そして、耐えきれず、自分の両親に話した。
支えてくれる。
助けてくれる。
実際に何かが変わるとまでは思ってはいなかっただろう。
でも、
救いを求めた。
その返答は、
あんたが悪い。
一生抱えて墓まで持っていけ。
だった。
彼女にはあまりにもキツく悲しい言葉であった。
そして、その日のうちに、旦那さんにあの日あったことを話してしまった。
死にたかったからだ。
罵られて、離婚すれば、
死なないで済む理由がなくなるから。
しかし、
旦那は、死なせてくれなかった。
悪いのは、異性と旅行に行ったことではなく、襲ってきた奴である。
そう言って、死ぬ理由を与えてはくれなかった。
穢された。
汚い。汚れている。醜い。
など、自分を否定する言葉以外が出てこない。
なのに、旦那は、なぜ受け入れているのか?
馬鹿なんじゃないか?とすら思えた。
旦那は、選択肢があると言って示してくれた。
1.警察に被害届を出す。
2.示談にする。
3.泣き寝入りする。
大きくわけて、こうなる。
警察に行っても、証拠はないに等しい。
密室であったことであり、相手がやっていないと言えば終わりだ。
そして、一番嫌なことは、そのことを思い出して話さなくてはいけないこと。
思い出すだけでも嫌なのに、それを伝える。話す。
示談にするとしても、こちらも証拠はない。
全てのことに証拠がないのは、ないに等しい。
もちろん、証拠は大切である。
彼女が嘘をついているという前提としてしまったら、言っていることを全て鵜呑みにしてしまったら冤罪が簡単に生まれてしまうだろう。
そう。
つまり、なんにせよ、証拠が必要となる。
逆を言えば、証拠がなければ、被害者はただの被害を訴える人。
最悪、狂言を吐く奴という扱いなぐらいだ。
被害者ですらないのです。
泣き寝入りをすれば、終わる。
これ以上、何かが変化することは、ない。
良くも悪くも、です。
彼女は、終わりにしたくない!そう思い、旦那と一緒に戦うことを選びました。
