取り調べは、性被害であることがきっかけであるということ、同性にしてもらえる配慮を求めたことから、彼女の担当警察は女性がした。
しかし、女性であるからこそなのか、同性であることが理由なのか、そもそも担当した人がおかしいのかはわからない。
遠慮や配慮などというものは一切なくズケズケと聞いていた。
もちろん、事情聴取というのであるから、聞くという行為をしないわけにはいかない。
それにしても、ただただ一方的に聞いてくる。
感情や気持ちなど口にしても、そういうのではないと拒まれる。
調書に書いていた内容も、ズレていることや、内容が違うことが幾つかあったと、後々わかる。
何より、
やり返したら、負の連鎖が続くだけだよ?
と、言われた。
やり返したら?
そもそもクズ男が強姦してきたのに?
その上、脅迫をしてきたと騒いでいるのに?
どれだけ傷つけられたというの?
それで、許せと?
いま、被害者である彼女が、犯罪者と扱われているというのに、
クズ男を許せ、と?
警察として言ったのか、本人の言葉なのかはわからない。
ただ、
彼女の気持ちを一つも理解していない、いや、しようとすらしていないことは、十分に理解できた。
警察とは、ここまで酷い存在なのか?
正義って、何?
調べないといけない。
調べる力を持っている。
相手は犯罪者の可能性がある。
だから、
人を傷つけることが、許されるのでしょうか?
だからこそ、
少しでも傷つけぬよう配慮するべきである。そう思っているのは、私だけでしょうか?
もちろん、すべての警察をこのような行いをしているとは言いません。
見てきては、いませんので、言えません。
仮に、警戒が良い行いをしていても、殆ど取り上げられることはないでしょう。
何故か?
配慮して、犯罪者であるという前提においても、人として対応することが、普通であって、良い行いであるとは皆んな思わないからだ。
彼女たちは言われました。
警察は、調べるだけで、犯罪かどうかは、検事や裁判所が決めることだ。
と、
調べるだけ。
いっそ、それだけならば、まだいい。
罰するのは、確かに裁判だ。
なら、罰するまでは、犯罪者ではないのではないか?
犯罪者として疑うのは、いいが、犯罪者として扱うというのは、どうなのか?
確実に悪人である!と、わかりきっているなら、まだいい。
しかし、誰が被害者で、誰が悪人だ?
自白のラインの内容や、脅迫だと騒いで脅迫してきている録音もあるというのに、
警察って、被害届を出した者の味方であって、正義を持った存在ではない。そう言い切れるような話しでした。