1. イギリス:
    • フリーアクセス制度: 患者はまず決められた医師に受診しなければなりません(登録制)。
    • 保険制度: 医療サービスは税方式で運営されており、原則として無料ですが、緊急でない場合は2~3週間以上待たされることもあります。
  1. アメリカ:
    • 医療格差社会: 公的医療保険は「メディケア」と「メディケイド」のみ。民間医療保険が中心で、無保険者も多く、所得により受けられる医療には大きな格差があります。
    • 医療費: アメリカの医療費は日本に比べて非常に高額で、入院医療費も著しく高いです。

  1. フランス:
    • 公的皆保険: 3割負担(償還式)。かかりつけ医を通さずに専門医を受診した場合は7割負担(一部の科目は除く)。
    • かかりつけ医の登録制: かかりつけ医を登録する制度はあるが、紹介状なしに他の医師を受診することができます。

  1. ドイツ:
    • 皆保険: 公的(90%)、および民間医療保険(10%)の両立。原則無料(2013年より自己負担廃止)。
    • かかりつけ医の持ち主: 法的義務はないが、約90%がかかりつけ医を持っています。

  1. 日本:
    • 公的皆保険: 原則3割負担(自己負担額の上限あり)。3歳以下は2割負担。
    • かかりつけ医の登録制: 無。