生活習慣病に関して。
血圧の異常や、血液検査のデータの異常があるから投薬するとは思いますが、
そのように数字合わせをするだけではなく、
薬を飲みながら生活習慣の改善も併用し、体質改善を目指すことをお勧めします。
薬は、飲むことでデータ異常による身体の劣化を遅らせる手段。
そのような時間稼ぎをしている間に、生活習慣を変え、体質を変えていくというのが理想です。
薬を飲んで数字合わせができたとしても、それでは真に自己治癒力が高まったとはいいがたい。
薬を飲むだけでなく、体力をつけ、心が満たされ、薬を飲まなくても大丈夫な身体づくりとライフスタイルの確立を目指した方が、一生の財産になるのではないでしょうか。そうであってこを自己治癒力は高まり、死ぬときに後悔しない生き方に近づくのではと考えています。
生活習慣病では、うまくいけば薬をやめることができる場合があります。
外来では、皆さまのそのような面も応援していきたいと考えています。