「呼吸」がよくなれば病気は治る!
・・・という題名は本の題名にもなりそうなメディア的な表現ですが、
実際、患者様たちを診ていると、
呼吸の仕方、呼吸の深さ に問題がありそうな方が多いです。
なぜ呼吸が大切かというと・・・
酸素がないと5分くらいで死にます。
食事がなくても5分では死ねません。死ぬまで何週間かかかります。
・・・それだけ呼吸というのは大切なんです。
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気づいた時には患者さん方にお話してお伝えしているんですが、
実際に呼吸の改善について継続して注意できている方はどれくらいいらっしゃるでしょうか・・・
正しい呼吸とは、
平静時に「鼻で、ある程度の深い呼吸ができていること」
だと考えています。
「鼻から吸って、鼻から吐く。」
私は次のポイントを診て、口呼吸か、呼吸が浅いかどうかを判断しています。
話し方、声の大きさ、声のトーン
顔の形、顎の形、歯や口周りの形、
胸郭の形 など。。。
私もそうですが、「自分は口呼吸なんかしていない!」と思っていても
自分のことをよく観察してみると「実は口呼吸だった」
「寝ている時には口呼吸をしている」
なんてことがよくあります。
●口呼吸・浅い呼吸 のデメリット
・細胞が低酸素状態になる
・疲れやすくなる、頭がぼーっとしやすくなる
・代謝が悪くなる → 低体温になる
・唾液の分泌が悪くなる → 消化がわるくなる → 免疫力が下がる
・のどの「扁桃腺」(正しくは「扁桃」。リンパ組織であり免疫をつかさどる)を刺激して、活性酸素を生じたり、白血球の質が低下したり、免疫バランスの異常をきたす
呼吸の話は、自己治癒力を高めるためにはとても大切な話です。
具体的な改善法は、通院している方にはお伝えしているつもりです。
改善のためには、お金も時間も手間もそんなにかかりません。
たかが呼吸・・・ と軽く考えず、
ぜひ、注意して、改善を試みてください!