介護のため休職→離職までの3か月間

里帰りから突然の親の介護突入、仕事を休職してから介護離職までの三か月間

 

 

 

  認知症の母、初の介護認定調査→パーフェクト回答→その後修羅場

 

入院中の父87歳も認知症の母83歳も、介護認定を受けていない。

 

そもそも、「それは何だ?」

 

という状態。

 

認知症の母は「わたしは自分でなんでもできる。そんな介護なんか受けらん」

 

と、この話しをするだけで、戦闘モードに入ってくる。

 

そんなこと言われても、こちらも知らんがなと、

 

介護認定をしてもらうよう、地域包括支援センターに連絡した。

 

そして、事前情報を聞きとられ、いろいろ記入。

 

そして、認知症の母の調査の方が、こられた。

 

事前に調査員の方から「お母さまが言われることは、そのまま聞いていてください。反論しないでください。あとから、また、駐車場ででも、お話しを伺います」

 

と言われた。

 

認知症のこと、さすがよくわかっていらっしゃる。

 

玄関にご案内する。

 

 

実家のいいところは、建築業を営んでいたので、

 

やたら駐車場が広いこと、道具を置く小屋が広いこと

 

そして、この玄関にお客様を迎える場所があること。

 

玄関先で対応できるので、気軽でラクチン!!

 

調査員の方が、認知症の母にいろいろ質問されるが、

 

当然のごとく、母はすべてパーフェクトな答えをしていた。

 

アルツハイマー型の認知症なので、社会性はかなり保たれている。

 

こんな優等生のような答えを出していたら、要支援にもならないだろうと思った。

 

母は、気持ちよく認定調査の方とお別れをし、

 

その後、駐車場で調査員の方から、あれこれ質問を受けた。

 

さきほど、パーフェクトな答えを出した母の答えを、ことごとく打ち消した。

 

調査員の方も、よくわかっているようで、的を得た質問を繰り返してくれたので、

 

ありがたかった。

 

そして、調査員の方が「あまり長く話しをしているとお母さまが何か思われるといけないので、

これで失礼します」と。

 

そして、わたしが家の中に入ると

 

認知症の母の顔つきが変わっていた

 

母「あんた、また、わたしが悪いことを言ったんでしょう。なんで、そんなひどいことばっかりするかね。もお、あんたなんかおらんほうがいいわ。帰ってください」

 

と、

 

ものすごく、感がするどい!

 

あたっている。。。

 

 

 

しばし、離れに退散し、時間をあけてから母のところへ

 

すると、何事もなかったように、おやつが食べたいと。

 

今の母のいいところは、なんでもすぐに忘れること。。。。

 

アルツハイマー型認知症の母である。