頸椎と頭蓋骨を固定する手術が必要であると説明を受けた。
(手術をしないリスク)
もし、このまま手術をしなければ、現状のままからどんどん
日常生活動作は落ちてくる。
排尿や排便、呼吸障害など、もっといろいろな問題がおきてくるし、
自宅で転倒でもしたら、それこそ、大変なことになってしまうと。。。。
(手術をするリスク)
87歳の高齢で、そもそもリスクが高い。
首と頭を固定するから、首を曲げることができなくなる。
下を向くこと、横を向くことができない。
場合によっては嚥下がしにくくなり、誤嚥で肺炎を起こす可能性もある。
術中、術後の呼吸管理がどうなるかわからない。
この病院では、術後の管理の設備がないので(集中治療室)当院ではできない。
大学病院で手術ができるか問い合わせる。
いずれにしても、リスクの高い手術になると
じいちゃん、ここまできいて、頭が混乱していて
「それなら、帰るわ」と小声で言う。
頑固な父が弱音を吐く姿に、
私「このまま家に帰るのは難しい、とにかく、一晩でも入院させてもらおう」
と、とにかく、自宅でなく、入院をすすめ
もお、意気消沈して涙目の父を、なんとかして入院させた。。。
認知の母は、「なんで帰れないのか、入院させるのか」と何度も私に言ってきたけど、
やさしく対応するキャパもなく、「この状況でどう見ても家に帰れないでしょ。入院するしかないの」
と冷たく言ってしまった。、、