レトロゾールは、不妊治療での低卵巣刺激において最も使用されているアロマターゼ阻害剤です。これを月経周期の初期に短期間使用することが排卵誘発剤として有用であるとの報告が数多く見られます。また内膜厚への影響が見られず、月経周期が長い場合の移植周期にも有用であると考えられています。

 

今までレトロゾールは胎児への影響に関する論争がありました。レトロゾールにより胎児の運動機能と心臓に関する先天異常が増加すると報告されましたが、最近、胎児奇形の有意な増加はないという報告が相次いています。日本の不妊治療施設で広く使用されています。