ケータイ活用学習プログラム | ドクター鈴木・あめぶろ研究室

ケータイ活用学習プログラム

 『科学好きを育てる!理解の難しい「光」の単元を親子で実験しながらマスターする』
 11月に3週間の実証試験運用、参加者募集中。


 こんな広告を目にした。 東京大学大学院BEAT(ベネッセ先端教育技術学講座)が開発した、携帯電話を活用した理科学習プログラム「おやこdeサイエンス 」だ。


 世界初の試みとして携帯電話を学習ツールとして利用、子供が実験方法を学んだり、実験結果を予想したりする。学習の結果は、専門家のアドバイスとともに保護者の携帯電話に通知される仕組み。11月5日から26日まで、「おやこdeサイエンス」の学習効果を検証するための実証実験を行う。


 「おやこdeサイエンス」に参加する親子には、期間中、携帯電話が2台貸与される。子どもは携帯電話を用いて、実験のやり方を学んだり、実験結果の予想をしたり、実験をして考え、関連する応用ドリル問題を解くことが可能。子どもの学習の結果は、専門家のアドバイスとともに保護者の携帯電話に通知され、保護者は子どもの学習状況に応じて適切な声かけをすることができる。保護者は、子どもと科学実験に取り組む前に、実験のポイントや典型的な子どもの学習の様子などを携帯電話から予習できる。


 期間の最初と最後は都内某所に全員集合して全体で学習。平日は自宅で1時間程度の実験を2回、土日はもう少し規模の大きな1時間半程度の実験。これを繰り返して行いながら理科で理解の難しいジャンル「光」をマスターしようというものだ。


 ケータイ電話会社もプロジェクトに加わり、子供用として貸与される端末には「アクセス制限機能 」が付加される。もちろん実験プロジェクトに関係しない私的通話には別途料金がかかるが、実験参加ターゲットの小学校4・5年生には機能としてアクセス制限がついていたほうがやさしい(大人でもこういう機能が付加していないと危なくてケータイを持てない人がいるが)。


 早速応募してみることにする。当選すると良いが・・・。
 ではそういうことで。