窓の向こう側、廊下の壁の向こう側 | ドクター鈴木・あめぶろ研究室

窓の向こう側、廊下の壁の向こう側

勤務先である某大学の私の部屋を公開する。


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前任者からの引継ぎが終了したばかりのとき、即ち荷物がほとんど入っていない状態で撮影したもの。現在はもう少しガラクタが増えている(でも相変わらず応接セットすら無い)。


カメラを構えている位置が研究室入り口のドアのある位置。即ち扉を開けるとこういう風景が目に飛び込んでくる。


机の上には、外線に直接繋がらない電話、部屋の鍵、パソコン(液晶ディスプレイには見難いがどこかで見覚えのある「地球」の画像が映し出されていたりする)一式と照明しかない。机の脇には私の商売道具(テキストと資料、手帳)が入ったユニクロ980円の通勤用の鞄。


楽しいのは、配管や配線が露出していることだ。左の壁には白いLANケーブルがとぐろを巻いているし、右には「何が悲しくてこんなところで」というような位置で配管が分岐している。配線については綺麗に処理したが、配管だけはなんともしがたいので現在はここにハンガーを取り付けて上着を引っ掛けておけるようになっていたりする。


私はキャンパスではこういうところに「収容」されている。講義と会議以外はパソコンさえあればナントかなる。でも・・・


プリンターは無い…(LANで繋がれている隣の部屋のプリンタを共用で利用)


さて机の前の窓。この窓一日中太陽光線が差し込まない。実はこの窓は建物の外に面していない。窓を開けるとそこには廊下がある。この廊下は講義に使う大教室に繋がっていて、カメラを構えた位置にある扉から出入りするよりもこの窓から出入りしたほうが教室に早く行けたりする。


廊下側から見るとこの窓は「(すりガラス製の)廊下の壁」にしか見えない。その壁の反対側に居室があるかどうかは、部屋の電気が点いていなければ分からないかもしれない。いや電灯を点けて在室していても、実際わかってない人もいる。


廊下で立ち話をしている皆さん。寄りかかっているその壁の向こうには誰も居ないよね。助教授が聞き耳を立てていたりしないよね。必ず確認のこと!


っていうか、お前らうるさいんだよ、廊下(人の座っている席の目の前)で!。


ではそういうことで。