加齢による衰えを防ぐ情報を調べていると、やたら「ポリフェノール(抗酸化物質)」という言葉が出てきます。もっとも、加齢すなわち酸化の進行であって、それをかわす物質がポリフェノールなので、当然ではあります。しかしこれは商業的に便利な名前なので、不正確に乱用されているのも事実。それはいかんということで「ポリフェノール」について調べているところです。
とはいえ、ポリフェノールとは「ポリ(多い)」「フェノール」、すなわち「フェノールが多いもの」という意味なので、これに該当する物質はそれこそざくざく存在し、それを含有する食べ物も非常にたくさんあります。それはそれで喜ばしいことですが、せっかくならそれぞれの特徴を知って自分の体にぴったりのものをカスタマイズできれば最高です。
そんなつもりで調べましたところ、まずはこれからが良さそうというポリフェノールが「フラボノイド」でした。フラボノイドにもまたいろいろあって、名前とそれを含有する代表的な食べ物、効能は下記のようになっています。
・カテキン:緑茶
強力な抗酸化作用。生活習慣病の予防に。
・ルチン:そば(水に溶けやすいのでそば湯も飲むこと)
毛細血管強化、血圧降下作用、血栓の生成予防。
血流を改善し、冷え性や免疫力低下の改善が期待できる。
・イソフラボン:大豆、葛
女性ホルモンに似た働きで、更年期障害の軽減に。
・ヘスペリジン:青みかん
ビタミンCの働きをサポートしてコラーゲン生成を促し、血管、骨、皮膚の強化を期待できる。
・ケルセチン:リンゴ、玉ねぎ、緑茶
ヒスタミン抑制効果で、アレルギー症状の緩和が期待できる。
抗酸化作用
・アントシアニン:ブルーベリー、梅干しの着色
網膜のタンパク質ロドプシンの働きをサポートし、目の機能の改善が期待できる。
ご覧のように、日本の食生活で実現しやすいラインナップです。
ざっとシミュレーションすると、食事どきには緑茶でカテキンとケルセチンを摂取して生活習慣病とアレルギー対策し、女性は加えてサラダや味噌汁に大豆や豆腐を使ってイソフラボンで女性ホルモン対策。昼食に多い麺類は蕎麦を選んで蕎麦湯も飲むことでルチン摂取して、冷え性と血管病対策。デザートはベリー類で老眼対策。
この全部が苦手というのはかなりな少数派だと思われますので、たいていの方にはリアルな内容と考えられます。すぐには効き目など感じないかもしれませんが、後々差がでる可能性を考えれば、気にして損はないでしょう。
