ごく普通に販売されているアイスクリームが原因で、入院中の患者3名が亡くなったという記事がありました。アメリカカンザス州でのことで、保健当局からの発表です。
死因は、病院内の売店で販売されていたアイスクリームが感染源となったリステリア症。汚染された動物の食肉や食物によって経口感染し、過去には生乳、サラダ、チーズなどが感染源となった例があるそうです。
最も多い症状は髄膜炎、続いて敗血症、脳炎。いわゆる食中毒でイメージする下痢、腹痛はなく、初期症状が頭痛、悪寒、嘔吐、進行すると髄膜炎と、風邪やインフルエンザに似ているため、リステリア菌が原因と識別できないことがあります。
潜伏期間は摂取量や菌株によって数時間から一ヶ月以上と幅があり、また健常者は発病しないことも多いですが、病気や治療などで免疫力低下中の人、妊婦、子ども、高齢者は危険です。初期であれば各抗生物質が有効ですが、脳炎にまで進行すると効果はあまり期待できなくなります。
今回原因として特定されたのは、同じブランドの個別包装された数種類のアイスクリームなので、共通項として推測されるのは過去の例からみても、生乳が怪しそうです。
最近、冷凍した果物とレモン汁、牛乳があれば、数分で美味しいアイスクリームが食べられる経験をしていたこともあり、この記事に目がとまりました。市販のものに表示されている含有成分に対して考えるところがあったからです。
専門家ではありませんから、毒となる成分の指摘をするつもりなどまったくありませんが、その種類の多さ、それらを加工する行程の長さを考えますと、ゴールである我々の口までの間には、いろんなリスクが右肩上がりにはなるだろうとは考えました。日本の各メーカーが、製造管理に関して尊敬に値する努力や苦労を重ねていることは見聞きしていますが、不可抗力といえる瞬間もゼロではないだろうと思うのです。
だからといって何でも手作りが最高という評価にも賛成しかねますが、今回話題のアイスクリームについては、手作りも市販も両方よしとすればリスク分散にもなることですし、楽しい話題になるのではないでしょうか。何より、一番好みの味が得られます。
個人的に成功しているのは、冷凍した果物を割れない材質のカップに入れて、炭酸水もしくは牛乳、レモン、はちみつをたらし、スティックブレンダーでガーッとやる方法です。果物以外の材料は味見しながら少しずつたして、自分のベストの状態へ持っていきます。炭酸水の場合はシャーベット、牛乳の場合はアイスクリームとなり、そのカップのまま食べています。所要時間は長くても10分程度。周辺情報によると、通常のブレンダーでも可能なようです。
レンジでほんの少し緩めるとラクにクラッシュできますが、緩めすぎるとスムージーのようになります。が、それも美味しいので問題なしとします。
