花粉症の季節、、、まだまだ続きます泣
辛いですよね、、、

今回は花粉症口腔アレルギーについてお話しします‼️

ある特定の果物や生野菜を食べると数分以内に唇、舌、口の中や喉にかゆみやしびれ、むくみなどがあらわれることがあります。そう、口腔アレルギー症候群です。

実はこれ、花粉症とすごく関係があるんです‼️

どういうことかというと、、、

この症状は花粉のアレルゲンと野菜や果物に含まれるアレルゲンの交差抗原性に基づいています。
もう少し具体的にいうと、
まず花粉のアレルゲンにより感作が成立し(抗体が形成される)、その後それらのアレルゲンに対して交差反応性を示す(花粉のアレルゲンと構造が類似している)アレルゲンを含む果物や野菜を経口摂取した際に主に口腔粘膜において過敏反応が引き起こされるのです。

そして特に、何らかの食材による口腔内の反応を口腔アレルギー症候群と呼びます。
花粉症患者日本人の3〜4人に1人の割合で、口腔アレルギー疾患者は花粉症患者の10人に1人の割合でいると言われています。
また、花粉症でない人も口腔アレルギー症候群になり得ます。ラテックス過敏症患者、即時型食物アレルギーの既往のある人、アトピー性皮膚炎やぜんそくのある人などにも起こる場合があるので、注意が必要です。

花粉と果物の関係性は以下のようなものがあり、花粉の種類によって口腔アレルギーを誘発する果物、野菜は異なります。

【カバノキ科】ハンノキ属ハンノキ・オオバヤシャブシ
リンゴ、モモ、ナシ、ビワ、サクランボ、イチゴ、メロン、スイカ、キュウリ、ダイズ(主に豆乳)、キウイ、オレンジ、ゴボウ、ヤマイモ、マンゴー、アボカド、ヘーゼルナッツ、ニンジン、セロリ、ジャガイモ、トマト

【カバノキ科】シラカンバ属シラカンバ
リンゴ、モモ、ナシ、洋ナシ、スモモ、アンズ、サクランボ、イチゴ、ヘーゼルナッツ、アーモンド、クルミ、ピーナッツ、セロリ、ニンジン、ジャガイモ、キウイ、オレンジ、メロン、ライチ、マスタード

【スギ科】スギ・ヒノキ
トマト

【イネ科】オオアワガエリ・カモガヤ
メロン、スイカ、トマト、ジャガイモ、タマネギ、オレンジ、セロリ、キウイ、米、小麦

【キク科】ブタクサ
スイカ、メロン、ズッキーニ、キュウリ、バナナ

【キク科】ヨモギ
ニンジン、セロリ、レタス、ピーナッツ、クリ、ピスタチオ、ヘーゼルナッツ(ハシバミ)、ヒマワリの種、ジャガイモ、トマト、キウイ、香辛料(マスタード・コリアンダー・クミン)

また、ここで気になるのが、食物アレルギー口腔アレルギーの違い

食物アレルギーを引き起こす例として、牛乳や卵、小麦などがあります。これらのアレルゲンは、熱や消化酵素に強く、そのまま腸から吸収されます。その結果、蕁麻疹や湿疹、下痢など全身に症状があらわれます。
一方、口腔アレルギー症候群の原因となるのは、果物や野菜です。これらのアレルゲンは消化酵素に弱く、胃や小腸といった消化器で容易に分解されてしまい、口や喉の直接接触した部位だけで反応が起こります。その結果、多くの場合、口や喉で症状があらわれるのです。
また、果物や野菜のアレルゲンは熱に不安定で、加熱によっても分解されるため、新鮮で生のもので症状が出やすく、加熱した果物や野菜では症状が出ないことも多くあります。

口腔アレルギーでも重症例では意識混濁、アナフィラキシーショックを起こしうることもあるので注意が必要です。

口腔アレルギー症候群になったら、その原因となる食べ物をなるべく避けるようにしましょうね!!