あなたは、見に行きたい劇のチケット(1万円相当)を来る途中に落としました。



その時、もう1度チケットを買ってでも見ようと思いますか?





逆に見に行きたい劇の当日券(1万円)を買おうとしたら、1万円を落としました。



その時、余分に持っているお金でチケットを買おうと思いますか?





これは有名なカーネマン(ノーベル経済学賞受賞者)の行動経済学の問題である。



損失額的にはどちらも1万円と同じ。


しかし、前者は買い直さない人が多いのに対し、後者は買う人が多いのである。