レアル・マドリード 3-2 デポルティーボ・ラ・コルーニャ


とりあえず開幕戦なので見ました。

レアル・マドリードの攻撃陣はキャプテンのラウール以外一新。
そこが機能するかに注目して観戦。

当然のようにバックラインを高く保つレアル。
しかし、20分までのチャンスは開始直後にディフェンダーと入れ替わって抜け出したカカのシュート、そして19分の同じくカカのコントロールシュートのみ。

デポルティーボがサイドを完全にケアしていたため、ロナウドも縦にドリブルすることが出来ない。
またチェンジサイドをしても、アルベロアやマルセロが最善の選択をせず、チャンスに至らない。

しかし26分、カカが右サイドから中に切り込んで、うまく抜け出したベンゼマに股抜きパス。
シュートをブロックしたボールがポストに当たり、ラウールの前に転がって先制。

しかし30分、リキがジュカのFKをヘディングで叩き込んで同点。
少し変化を付けたところに対応出来ず。

重い空気をサンチャゴ・ベルナベウが包むが、35分にラウールが奪ったPKをロナウドが左に速いボールを蹴りこみリーガ初ゴール。

ここからレアルがペースを握るが、追加点を奪えず。
ポゼッションは63%‐37%。


後半開始直後、簡単にサイドに侵入を許し、バレロンをドフリーに。
実に3年半ぶりとなるゴールを許す。

これがきっかけとなり、デポルティーボも前に出る姿勢を見せる。

しかし60分、隙を突いたディアラのミドルが決まってから、試合は激化の一途を辿る。

61分、シャビ・アロンソの無回転シュートの跳ね返りをベンゼマがシュートするが今度はクロスバー。

デポルティーボはスペースを与えてしまい、縦のボールを有効に使われてしまう。
70分からはペナルティーエリアまでも使われてしまい、攻め手を欠く。

ここから互いに惜しい場面もあったが、得点に影響はなかった。


やはりレアル・マドリードはセットプレーとカウンター、押し込まれた場面に弱い。
その悪癖をいかに軽減するか、それがバルセロナからタイトルを奪う重要なファクターと見て取れた。




変わって国内。

Jリーグも上位陣の停滞により面白くなってきました。

大宮アルディージャの内田選手の逆サイドに蹴り込むシュートはキレイでした。


中村俊輔選手のデビュー戦も見たいと思ってます。