ブログネタ:運命は決められたもの? 自分で切り開くもの?
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「運命」を辞書で見てみると、「人間の意志に関わり無く身上にめぐってくる吉凶禍福」とあります。
しかし運命はある程度自分で変えることが出来ます。
例えば学力が無い状態から時間をかけて勉強し、難関大に合格すれば、それは勉強をしなかった自分とは違う運命をたどることになります。
これは当然いい方向への運命の転換です。
ただ、決められた運命に抗うだけの力を、全て人間が持っているわけではないんです。
例えば死。外に出れば無差別殺人犯(通り魔)がいるかもしれないし、それを避けて家に閉じこもれば大地震が来るかもしれない。
どんなに死を避け続けようとも、私たちはごく僅かながらにも死を迎える運命を常に背負っているのです。
これが「人間の意志に関わり無く」の文言がある所以です。
SFにもこのような話はあります。
それはジョンバール分岐点と呼ばれるものです。
歴史的に重要な場面に干渉した時に別の歴史が生まれる、つまり彼方(または歴史)を変える出来事の選択をするその瞬間、その分岐点をジョンバール分岐点といいます。
「織田信長や伊藤博文が暗殺されなかったらどうなっていたか?」などがそれです。
実はこれは常に私たちに付きまとっています。
たまたま遅刻をしてしまい電車を1本乗り遅れた。するといつも乗っている時間の電車が脱線事故を起こしてしまった。この場合、いつも起きているが今日起きれなかった時間、それこそがそのジョンバール分岐点になるわけです。
つまり、私たちの一挙手一投足が複雑に絡み合ってこの世界が出来ているわけです。
その世界に全て逆らうことは不可能なのです。
少し話は逸れましたが、どちらかというと「運命は決められたもの」という結論を出しておきます。