UEFAチャンピオンズリーグ 準々決勝 1stレグ  アーセナル 1‐1 リバプール



互いに手の内を知り尽くしている相手。
チャンピオンズリーグということもあって、互いに慎重な戦いを見せる。

それでも立ち上がりからホームのアーセナルがボールを支配し、ファン・ペルシーが21分と22分に惜しいシュートを放つ。
その流れで、23分にショートコーナーからアデバヨールのゴール。

しかし、それまでシュートを1本も打てなかったリバプールがカウンターからジェラードが2人かわしカイトが決める。

オウンゴールのようにも見えたが、公式ではカイトのゴールと認められた。

このゴールでアーセナルは気落ちしてしまったか、動きに精彩を欠くが、リバプールは全く攻める様子が無い。

アウェイで追い付いたことにより、この試合を引き分けで終わらせる戦い方に完全にシフトしたのだろう。

前半のシュート数はそれぞれ5本と2本、支配率は60%と40%だった。


ベンゲル監督は後半頭からファン・ペルシーに代えてウォルコットを投入。

どうやらケガのようである。
そのウォルコットは55分にシュートを放つが、わずかに右。

66分にフレブがペナルティーエリアで倒されるがノーファール。カイトが手を掛けたように見えたが、この判定はリバプールには救われた。
70分、オフサイドにはなったが、交代で入ったベントナーがセスクのゴールを阻止する形になってしまう。

試合はアーセナルが支配していたが、リバプールの思い描く展開で進んでしまった。


第2戦、リバプールは失点しなければ勝ちである。
同一カード3連戦の初戦はリバプールが取った形となった。



もう1試合、フェネルバフチェ‐チェルシーは2‐1でフェネルバフチェが勝った。
正直なところ驚きだ。
果たして無敵のスタンフォードブリッジでどこまでやれるだろうか?