「ニート」って言うな! (光文社新書)/本田 由紀
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社会問題ともなっているニート


それを真っ向から反駁した本です。


ニートの数は増加の一途を辿っているようにイメージされているが、現実はそうではないし、無職者=求職者ではない。


当たり前のことも知らずに、無職者を否定するきらいがある。


そもそもニートという言葉は、メディアが大衆の関心を集めるための一つの道具に過ぎず、それを好んで使用している人は大切なお客様であると同時に、ただの傀儡である。


データの羅列ばかりで、核心がつけていないという反論があったが、データ以外の証拠は不透明なものに過ぎず、この本に書かれていることだけで充分足りている。


次にメディアに目をつけられ、被害者となるのはどのような人たちなのだろうか?