バレンシア 2‐2 デポルティーボ


バレンシアとしては出場停止が3人いてのホーム戦。
デポルティーボは5バックに変えてから4勝1敗1分けと好調。

守備の際には5人で最終ラインを敷くが、カウンターを受けると両サイドバックのスペースが空いてしまう。
そこを簡単に付いて、元デポルティーボのアリスメンディが絡み、17分にマタ、24分にビジャがゴールを決める。


流れもバレンシアが完全に握ったまま進み、ワンサイドゲームが予想された。
しかし37分、名手ヒルデブランドが目測を誤るミスでセルヒオにゴールを許す。

5バックに限らず、守備に大きな比重を置くチームは2点のビハインドから追い付くのは簡単なことではない。


しかし1つのミスがそれを可能にしてしまう。
バレンシアは前半までに追い付かれ、後半はデポルティーボにうまく逃げられる形となった。

後半途中、バレンシアはビセンテなどを入れ、ミケルの位置にアリスメンディを下げて攻撃の活性化を図る。

が、イマイチ起点になることが出来ず、前節の借りを返すことは出来なかった。

得点に絡むミスが、それまでの流れを断ち切る.そんな教訓となる試合となった。