アイデンティティの話です。
自分というのは二方位から成り立っています。
まず「自分から見た自分」というのが存在しています。
そして「他者から見た自分」つまり地域社会に「存在している自分」も同時に存在しています。
そして「自分から見た自分」が「他者から見た自分」とイコールになったら、アイデンティティが成立します。
分かりやすくするため本人をA、その他をB以下とします。
B(友達)→→→→A←←←←C(両親)
↑↑
D(先生)→→→→↑↑←←←←E(恋人)
AからみてAは、自分自身というのを持っています。
例えばAは自分のことを、「うるさい」「頑張り屋」「優しい」と捉えていたとします。
Bは友達なのでよく喋ります.するとBはAのことを「うるさい(人間)」と見なします。
すると「自分から見た自分」が「他者から見た自分」とがイコールになります。
それこそがAとBにおけるAのアイデンティティです。
他に「頑張り屋」「優しい」と書きましたが、人間の本質というのは定まっていないんです。
立場が下の者には強く、上の者には諂う人がいます。
また、万人から人間の鑑と思われていた人間が犯罪を犯したら、その人に対する見方が変わりますね。
つまり本質も変わるんです。
本質の変化というのは死ぬまで続きます。
場合によっては死後も。
自分というものは変わらずに持っていたいものです・・・ってまとめが・・・何かショボい