アリバイ(alibi)を日本語にするとどうなるか分かりますか?


答えは「現場不在証明」です。


そんな訳で今回は「存在」に関するお話。




では、少し難しくなってレゾン・デートル(raison d'etre)を日本語にするとどうなるでしょう?


聞いたこともないという方がいると思います。

フランス語ですから、義務教育で習うとしたら現代文の評論のみということになりますね。


レゾン・デートルは、レゾン・デ・エートルを短くしたものです。

レゾンはreason、デはof(この場合はforでもOKです)、エートルはbe動詞なので、繋げると「reason of be」となります。

ただofは前置詞なので、正確には「reason of being」、意味は「beingの理由」。


beは存在を本質に持っていますので、「存在理由」が答えです。





続いてアイデンティティー(identity)


こちらは「自己同一性・自己の存在証明」と訳すことは知っているという方が多いはずです。


ではその「自己同一性・自己の存在証明」を説明できますか?




知らない方に知ってもらうため、また今度お話したいと思います。