日本はいつまで地震大国だ地震大国だと言われながらも、起こった事実をただただ受け入れ続けなければいけないのでしょう?




その答えは、以下の文章が示しています。








・自然を伴侶とし、自然の中に没入し、自然とひとつになろうとする日本人の伝統的な自然観は、西洋人のそれとは著しく趣きを異にしている。




・日本的自然観は、日本独特の美しい文化や生活様式を生み出してきたが、それは、近代科学や近代科学技術を生み出すような自然へのアプローチとは程遠いものであった。




・鴨長明は「方丈記」に、「ただ糸竹花月を友にせんにはしかじ」と書いている。




・(・・・前略・・・)その(=天変地異の)解決もまた、こうした天変地異をもたらしたその同じ自然の中に安らぎを見いだすという形で求められていくのである。〔     〕に日本的な自然との接し方である。








では問題です。




1.〔     〕に入る適当な語はどれか。


     ア 主体的  イ 相対的  ウ 構造的  エ 典型的




2.上の文章から推測できない、もしくは反しているものはどれか。一つ選べ。


     ア 西洋の伝統的な世界観・自然観は、自然を客体的に見、客体的に取り上げるという基本的な態度を確立させたのである。


     イ 西洋人からは、「朝顔に 釣瓶とられて もらい水」(加賀千代)というような俳句は決して出てこなかったのである。


     ウ 西洋の学者たちが猿を見る態度は、どちらかといえば、顕微鏡下にバクテリアを見るあの態度と同じである。


     エ 西洋人研究者に真似の出来ない独特な寄与が期待できるのは、日本人の自然観と結びついたときである。








比較的簡単に作ったつもりです。


ぜひやってみてください。