TOKIOの山口達也さん、成海璃子さんの出演しているドラマ「受験の神様」を見ました。
受験ドラマとしては「ドラゴン桜」以来で、製作者の考えを知りたくて楽しみにしていました(ちなみに「ドラゴン桜」は、バカこそ大学に行けというもので、完全に学歴社会を肯定しています)。
それではタイトルの話です。
現在の日本の学歴社会は崩壊していると言う人がいます。
ちなみにあなたは山口さん派(学歴社会否定)か成海さん派(学歴社会肯定)のどちらですか?
このドラマは中学受験の話ですが、意見は割れると思います。
確かに「学歴のみで人間は判断できない」は真ですが、僕は肯定派です。
なぜなら、学歴は非常にはっきりしたものさしだからです。
逆に人の性格なんてものは曖昧で、形のないものです。
性格の良かった人が、金や権力を持つと変わってしまうことがその証明です。
その点で学歴は社会という不透明な世界で、確固たるアイデンティティーを持つことを可能にします。
しかも良い学校に入るということは、頑張った人に贈られる証明書みたいなものです。
ここを否定することは出来ないはずです。
ドラマとしては、人間的人間と機械的人間を対比させるというベタなやり方ではありましたが、なかなか期待させるような話でした。
さあ、来週からどう展開させていくのか楽しみです。
ただ最後に一つ。
小学生に土下座をさせるのはいけないと思います。
そもそも相手に土下座をさせる設定もどうかと思います。