ちょっと空いてしまいましたがコナンの映画のランキングを。
この2作は素晴らしいと思います。
2位 「迷宮の十字路」…京の都を舞台とし、実在する「義経記」をめぐるストーリー。暗号も京都市内の通りになぞらえており、よく考えられてある。また、京都の雰囲気を壊さないようにアクションは剣道とバイクのみにしている。ただ、説明をはさみつつ話を進めていったが、京都に詳しくない人や日本史未習者には入りにくいか。また、「矢枕」「半足を引く」というのは普通の人は知らないので、そこをヒントにされても困る。それでも個人的には1位でもよかった秀作。
1位 「ベイカー街の亡霊」…脚本に故・野沢尚氏を迎え、工藤親子がそれぞれ謎を解くという二方位的なストーリーを展開した。アクションを基本にすることで、歴史でガチガチにならずにした。また、古畑任三郎スタイル(犯人を分からせておく)をとることで、ロンドンのシーンに集中できた人もいるだろう。それにしても、近未来の機械で過去に行くというスタイルは興味を引いたが、「コクーン」のようなゲームが登場するのはいつのことだろうか。
以上で終わりです。