糖尿病とは
『インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われず、血糖値が高くなる状態』です。
血糖値が高い状態を放置すると、身体のあちこちに影響(合併症)が起きてしまいします。
血管は全身に張り巡らされており、その中を血糖値が高い血液が流れるからです。
患者さんが健康診断などで糖尿病を疑われ外来を受診し、
「糖尿病です」という確定診断がついた時、
患者さんが糖尿病についてどんなことをどれくらい知っているか確認するようにしています。
インターネットやテレビなどでも血糖スパイクや糖尿病という言葉をよく耳にするかと思いますが
「血糖値が上がる病気」「おしっこに糖が出る病気」
というお返事からさらに一歩踏み込むと
「何が問題なのか、どうしたら良いのかということはあまり知りません。」というお返事が返ってくることも多いです。
糖尿病とは『インスリンの作用が十分でないためブドウ糖が有効に使われず、血糖値が高くなる状態』
問題は『血糖値が高い状態を放置すると、身体のあちこちに影響(合併症)が起きてしまうこと』
糖尿病治療の目的は『血糖値をコントロールして合併症を防ぎ、可能な限り糖尿病がない人とかわらない生活を送ること』
だと思います。
簡単なことから、少しずつシェアしていきます