アトキンスダイエットの続きです。



アトキンス医師は、「肥満の原因は、脂肪をたくさん摂るからでなく、炭水化物をたくさんとるからだ」と、主張しました。



さらに、「政府、医学会の脂肪低減の政策は、逆に肥満を増やしているじゃないか」と、徹底的に国の方針を論破したわけです。この真向からの対立、そして対立から生まれた確執は、アトキンス医師が亡くなった現在でも続いているほどです。凄まじいほど根が深いことがわかります。



一方、人々は、アトキンスダイエットを熱狂して歓迎しました。度を越すくらいの歓迎です。本は、1500万部売れました。人々は、医師会とか政府の方法でなく、アトキンスダイエット法を選んだのでした。



理由は、簡単です。

今までのダイエット法には見られない、明確な効果が出たのです。しかも、短期間に効果がでたのです。



人々の熱狂振りは、ダイエット界に見られる一過性の人気ではありませんでした。アトキンス医師が、1992年代に改定版「ドクターアトキンスの新ダイエット革命」を出すと、1000万部の本が売れました。なんと、ニューヨークタイムズ紙のベストセラーリストに5年取り上げられました。



この勢いは、2000年に入っても続いています。 料理本、栄養本、医学本など各種形を変えて、アトキンスダイエットは、人々に受け入れられています。



私が、サンフランシスコに住んでいた頃、本屋のダイエットコーナーは、アトキンスダイエットのみの特設コーナーがありました。平積み本でも、10種類以上の本です。棚には、びっしりと、ドクターアトキンスの本が並んでいました。



ここで、今日は、終わりましょう。また、明日続きをご案内します。楽しみにしていてくださいね。



Dr.ウメジでした♪