今回も、二重まぶた(重瞼術)の切開法についてです。

みなさんが切開法をためらわれる次のような5つの理由が多いようです。

 

 ①切るのが怖い

 ②傷が残るのでは

 ③いかにも手術しましたという不自然になるのでは

 ④元に戻せないのでは

 ⑤すごく腫れるのでは

 みなさんの不安、疑問にひとつずつお答えしたいと思います。

 

今回はまず③についてです。

埋没法だと術後が自然だけど、切開法だといかにも二重にしました、という不自然な感じになるのでは思う不安、全く違うと言っていいと思います。。どちらも自然な二重にすることができるし、その人に合ったラインの幅にしないとどちらの方法でも不自然になってしまう可能性はあります。また、まぶたの脂肪が多い方やかなり腫れぼったい方などは、埋没法で無理やり二重のラインを作るより、切開してたるみや脂肪を取ったほうが、むしろより自然になるというのが私の持論です。

 

それでは④についてです。

二重まぶたの手術で切開法を行うと元には戻せないでしょうか?結論から言うと、戻すのは非常に困難です。もっと二重の幅を広げたいというのは1年くらいたてば十分に行えますが、幅を狭めたい、一重まぶたに戻すというのは、眼窩脂肪を引き下げたり、眼輪筋を翻転させたりという特殊なやり方でできないこともありませんが、幅を狭めたり、一重にすることで、それまでくっきり二重のラインがついていた部分が傷として見える可能性が高いので、基本的にはお勧めしていません。

もっとも大切なのは、患者さんが術前のカウンセリングでご自分の希望を伝えること、ドクターが術前のシミュレーションで術後の二重まぶたの完成予想を患者さんにお見せして希望通りかを十分確認すること、そしてそれをその通り実現できる高い手術技術を持っていることです。

 

次回は二重まぶたシリーズの最後です。

 

私どものクリニックの二重まぶた手術のページです。

二重まぶたhttp://www.keisei.ne.jp/futae/

 

 

タウン形成外科クリニック