フェイスリフトはSMAS法が基本であるというお話はこのブログでも何回も書いていますが、一般にフェイスリフトというと、頬からあごのラインにかけての引き上げを行うことが主です。

顔全体を上中下に分けると下の三分の一に効果を出すためにロウアーフェイスリフトとも呼んでいます。

一方、上の三分の一つまり額のリフトは内視鏡を使用したり、髪の毛の中を切開する前額リフトを行います。

中顔面(頬の上部分)は意外と難しく、通常のフェイスリフトでは効果が出にくいため、私の場合は、剥離層の内部に引き上げの糸を追加して効果を高める工夫をしています。

 

この患者さんは、中顔面から頬の下部分と、あごのラインにかけて手術を行いました。SMAS法の際に、内部にナイロン糸による補助的なリフをト数本を追加し、引き上げ効果を高めるように工夫しました。

 

手術前

                 ダウン

 

手術後

 

頬のフェイスリフト治療は日帰り手術、鎮静剤と局所麻酔で時間は90~120分ほどです。

リスクや合併症は瘢痕、内出血、感染などです。

治療費用は800,000円です。

 

私どものクリニックのフェイスリフトのページです。

http://www.keisei.ne.jp/shiwa/