ご紹介する患者さんは30代前半ですが、出産経験が4回と多く、バストが垂れ気味になってしまったことがお悩みでした。同じく当院で私が担当で豊胸術を受けられたご友人に推薦され来院いたしました。

 

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出産によるバストの変化で豊胸術を行う際に重要なのは下垂の程度(垂れ下がり具合)と皮膚が伸びて薄くなってしまっているかどうかということです。

単にシリコンを挿入するだけで下垂が改善するのか、多少なりとも吊り上げ術(マストペクシー)を追加すべきか、また皮膚が極端に薄くなっている場合は乳腺下ではなく大胸筋下を選択すべきか、などです。また、乳輪や乳頭の肥大も時に起こっているので、患者さんが気にしていればその治療についても提案すべきだと思います。

 

この方は下垂の程度が強くなく(乳頭と乳房下縁の位置関係で診断します)、皮膚が伸びて薄くなってしまっていないため、通常の乳腺下へのシリコン挿入で豊胸術を行いました。

もっとも、剥離範囲を適切に行い、きれいなバストアップを完成させなければいけません。いつものように硬膜外麻酔で行い、手術中に鏡で患者さんに見ていただいて位置とサイズを決定しました。

それでは結果をお見せいたします。

 

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患者さんにはとてもご満足いただき、同じく豊胸術を受けられたご友人ともども大変感謝されました。

 

豊胸術は硬膜外麻酔を使用して日帰り手術で行います。時間は60~90分くらいです。リスクや合併症は被膜拘縮、波打ち(リップリング)、左右差、内出血、感染などです。

治療費用の目安は600,000~700,000円です。

 

 

私どものクリニックの豊胸術のページです。

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タウン形成外科クリニック