11日(日)に東京のお台場で第94回日本美容外科学会が開催されました。いつになく盛況で、シンポジウムから一般演題まで数多くの研究や臨床発表がされ、ブースでは多くの業者がレーザーなどの新製品や化粧品関係のプレゼンに精を出していました。

 

 学会長の銀座みゆき通り美容外科の水谷先生とは10年来のお付き合いで、お互いにいろいろな診療の相談やプライベートでも食事会に行ったりと仲良くしていますが、今回は学会長という大役を見事にやり遂げられました。本当にお疲れ様です。私も一般演題の座長をヤスミクリニックの木村先生と務めさせていただきました。また同時に同じセッションで他院豊胸術における修正術についての発表も行い、先生方と様々な情報を交換し合ったりと忙しい一日でした。

 

 ただ、いつも学会に来て思うのは業績や研究内容を発表し、自分の意見を交換し合う先生たちがいつも限られていることです。今、国内にはこれだけ多くの美容外科があるにもかかわらず、雑誌やインターネットなど世間的には有名とされている大手の美容外科クリニックの先生方はあまり目にせず、むしろ小さいグループクリニックであったり、個人で診療している先生方の方がつねに精力的に研究し、いつも数多く発表しています。

 

医師であるからには、診療をこなすだけでなく、常に勉強、研鑽すべきであると思います。それがひいては患者さんに安全かつ確実な美容医療を提供できることにつながるわけですから。

 

 どのような医師がどんなテーマで研究し、学会で発表しているかは日本美容外科学会のサイトhttp://www.jsas.or.jp/ で誰でも知ることができます。ご参考までに。

 

こちらは私の学会発表や論文に関する情報のページです。こちらもご参照ください。

http://www.keisei.ne.jp/doctor.html

 

 

タウン形成外科クリニック