やっぱりやりたくなっちまった!

 

 

あえて避けていたアニメ界の黒歴史

チャージマン研!

 

 

それを全話、順番に少しずつ解説し、
ツッコミしていこうと思う!笑い泣き笑い泣き笑い泣き笑い

 

 

まずは知らない人のために

チャー研の基本情報を解説する!

 

 

1974年にTBS系で始まったテレビアニメで

1話がオープングとエンディングを合わせても

わずか10分というショート枠で放送されたアニメ。

 

 

なので、ストーリー部分は

正味5分程度しかない。

 

 

そんなショートアニメの枠で

全65話、2ヶ月間という短いスパンで

放映されていた。

 

 

元々、アニメ界のマニアックな層たちには

チャーケニストなどと呼ばれる熱狂的な

チャー研信者たちがいたのだが

 

そのアニメの存在を知らない人たちにも

過去にこんな名作・・・いや、

迷作アニメがあったと

知らしめていく普及活動が始まり

漫画家の眠田直氏を中心に広まっていった。

 

 

とにかく、このアニメのブッ飛んでいる所は

あの男塾を上回るレベルで

数秒ごとにツッコミを入れられるほど

異常なストーリー展開で有名!

 

 

ストーリーの大前提を語っておくと

突如現れた地球侵略を狙うジュラル星人から

地球を守るために泉研(いずみ けん)という

少年が変身して戦うというアクションヒーローもの。

 

 

それだけ聞けば、昔からよくあるパターンだが

とにかく内容がイチイチぶっ飛んでいて

突っ込まずにはいられない展開となる。

 

 

まぁ、とにかく第1話から順番に見て行こう!

 

 

第1話のタイトルは

「危機!!子供宇宙ステーション」

 

 

まず冒頭からいきなりなんの説明もなく

ジュラル星人のブリーフィングシーンから始まる。

 

 

この中央にいる人物が

ジュラル星人の親玉である「魔王」だ。

 

 

とくに名前が設けられている訳ではなく

単純にジュラルの「魔王」とだけ称される。

 

 

そして、この作戦会議では

魔王が地球の子供たちをさらいまくれと

部下たちに命令するのだ。

 

 

ちなみに、このころの声優のアテレコというのは

編集などが出来ない一発録りの時代だったため

ある程度あってれば、たとえセリフを噛んでいても

低予算のせいか、そのまま採用されている。

 

 

だが、その「ある程度」のレベルが

チャー研の場合、ややクセがある。

 

 

そのせいか、ちょくちょく

セリフが変に聞こえる部分も多くあり

このド頭のシーンにおいても

魔王のセリフがおかしい。

 

 

「諸君!今から命令をする!」

 

というセリフだったと思われるが

 

「諸君!今から命令をすりゅ!」

 

と聞こえるのだw

 

 

そして、次のシーンでは

さっそく泉研の家族が登場し

その時点でロボットのペットを含め

4人+1機? という家族設定だと分かる。

 

 

 

 

 

 

 

主人公である研と、妹のキャロン

ペットロボットであるバリカンと共に

遊園地に行くという設定。

 

 

ちなみに、父はひろし、母はさおりと言う。

 

 

なぜに妹だけ外国人ぽい名前で

容姿も欧米人風なのかは不明。

 

 

あの両親から本当に生まれたのか不思議だ。

 

 

とにかく、遊園地に到着した研たちだが

その様子がやたらBGMのみで

長く風景を見せられる。

 

 

現代ではあり得ないほど

異様に環境シーンの描写が長い。

 

 

同じ場面を繰り返し見せ

まるで尺稼ぎかのような感じ。

 

 

この尺稼ぎのような環境を繰り返す手法は

今後の作品でも何度となく登場するw

 

 

しかも効果音は無く

延々BGMだけの描写だ。

 

 

とにかく、未来都市の遊園地なんだと

視聴者に伝える描写が続いた後に

今度は研たちが乗り物に乗るシーンに移る。

 

 

その乗り物はある程度の操縦の自由が効くようだが

どう見ても墜落する危険な運転を研がして

そのイタズラでキャロンとバリカンが怒る。

 

 

研には余程の操縦の腕があったのかもしれないが

未来に同じようなマシンが出来ても

許可はされそうにないだろうw

 

 

そんな中、遊園地で逃げ惑う子供たちを発見!

 

 

 

とうとうジュラル星人たちが

子供の誘拐に乗り出してきた。

 

 

このシーンにおいても

不思議なのが、とにかく効果音が無い。

 

 

敵がビームを放とうが、ガラスが割れようが

その破壊されたりする音が無いのだ。

 

 

予算が少ないためなのか

とにかく手抜きが多いw

 

 

それを見た研は、乗り物から飛び出して

いきなり変身する!

 

 

「チャージング・ゴー!」と研が叫び

ポーズをとると変身が始まる。

 

 

ただ、これが変身後の姿であり

チャージマン研になった姿だ下矢印

 

 

 

そこまで大幅な変化はなく

ベルトとヘルメットを装着した以外には

それほどの変化は見当たらない。

 

 

そして、変身すると同時に

どこからともなく研専用の乗り物が飛んで来て

そのまま乗り込む。

 

 

 

のちに、この乗り物が

スカイロッドという名前だと分かるが

この時点では不明。

 

 

このスカイロッドが

どういう原理で飛んでいるのかは

いまいち不明であり、

上にフラフープみたな物が1つだけ付いていて

それがクルクル回っていることが動力なのだろうか?

 

 

まぁ、未来の話という設定なので

もはや何でもアリの世界だが

その手の説明はないし

なぜ、変身できるのかなどの経緯も

まったく語られずに戦闘シーンに入るw

 

 

まず、ジュラル星人と対峙して

研が最初に発する一言は・・・

 

 

「ジュラル星人!子供たちを返せ!」

 

 

? ? ?

 

 

なぜジュラル星人という名称を知っている?

 

 

まだ第1話であるが

この研の発言から察すると

今回が初めての戦いではなく

すでに研とジュラル星人は

現在に至るまでに

何度か戦ったことがある模様だ。

 

 

つまり、初対決を描かない斬新なアニメ。

 

 

かと言って、その後のストーリー展開で

過去に何があったのかは一切語られないw

 

 

完全に視聴者そっちのけで

今までもジュラルと研との戦いは

何度も繰り広げられてきたのだと

察するよう強制される感じだw

 

 

そうして、とにかく戦闘が開始され

ジュラル星人は目や腹から

ビームを放って攻撃するが

研はすべて交わして光線銃を見舞う。

 

 

 

 

この、まるで玩具かと思えるくらい

ちゃちい光線銃がやたら強い!

 

 

のちに、この光線銃はアルファガンという

名前があったことを知ることになるが

やはりこの時点では何も知らされない。

 

 

とにかく当たれば最強で

ジュラル星人はあっけなく

コナゴナに姿が消えるくらい

一撃で倒せる威力をほこるチート武器だ。

 

 

こうして、第一話からいきなり

主人公の圧倒的な強さが強調される。

 

 

そんな感じで、数人いたと思われる

ジュラル星人たちを圧倒的な兵器力で

全滅させた所で、空中にジュラル星人の

宇宙船を見つける。

 

 

そこで、その宇宙船に乗っていた

ジュラル星人が放った言葉がコレ。

 

 

 

「よくも俺達の計画の邪魔をする気だな!」

 

 

? ? ?

 

 

なんか日本語が変だよな?

 

 

本来なら、たぶん・・・

 

 

「よくも俺達の計画を邪魔したな!」

 

 

っていう感じで、

「よくも」っていう言葉を使うなら

過去形で用いると思うのだが

妙な未来形の文章で語られている。

 

 

ここで多くのファンであるチャーケニストたちは

超リアルを追求したアニメだから

宇宙人が文法的に正確な日本語をしゃべれない点を

強調したかったんだよ!

 

・・・・などと語っているwwwww

 

 

そして、その宇宙船を見つけた研が言う言葉が・・・

 

 

「ウッ!さては、貴様が!?」

 

 

この一言の真意が、これまた謎だ。

 

 

この手のセリフを言う場合は

たいてい裏で糸を引いていた黒幕が登場して

とうとう姿を表したりする時に

ある意味驚いて発するセリフだと思うが・・・

 

 

とくに大ボスが出てきた訳でもなく

単純に敵の宇宙船がいたというだけで

ジュラル星人以外の何かが登場した訳でもない。

 

 

それに第1話とは言え

今までも戦闘を繰り広げてきていたのなら

何度も目にしてきたであろう相手だ。

 

 

それなのに、初めて見つけたかのような

意外性のあるセリフをなぜ吐くのかイミフだ。

 

 

とにかく、スカイロッドに乗り込み

研はその宇宙船に向かって

空中戦を挑むシーンとなる。

 

 

ただ、ここでも宇宙船同士のバトルで

攻撃音はまったくなく、

避けたビームが鉄柱に当たって倒れようとも

何も破壊音は出ない。

 

 

こういう部分に対しても

チャーケニストたちは

未来の攻撃は音を立てずに

破壊させる武器を開発しているんだ!

・・・とツッコミ考察をしているwww

 

 

ビーム自体の音を消す

サイレント効果ならまだ分かるが

壊れる柱とかガラスまで音が鳴らないって

一体なんなんだか・・・・と

ツッコミたくはなるが、

とにかく、効果音はことごとく無い戦い。

 

 

さらに、戦闘で破壊された巨大な鉄柱が

地面に倒れた時には、音はしないが

振動は伝わるらしい。

 

 

しかし、なぜか空中にいるキャロンたちに

その地震の振動が伝わって怖がるという

イミフなシーンも表現されるw

 

 

そして、研は宇宙船からのビームを避けつつ

相手の宇宙船の周りをただグルグル回り

撹乱作戦のような行為をする。

 

 

たいして意味があるとは思えないが

宇宙船に乗っているジュラル星人は

 

「なかなかやるな!」

 

という言葉を言うだけで

何もせずにただ見ているだけw

 

 

そして、しばらくして

特に何かするでもなく

スカイロッドから光線を放って

たった一撃で敵の宇宙船を粉砕!

 

 

 

だが・・・・

 

 

さらわれた子供たちは?

ガーン ガーン ガーン ガーン ガーン ガーン

 

 

その宇宙船に囚われていると思われるが

子供たちを救わずに、まさか巻き添えか??

 

 

そもそも世界中で行なわれている

誘拐作戦と思われるが、

これだけで一件落着なのか?

 

 

そんな疑問が残りつつもキャロンは

 

「良かったわ~、みんな無事で」

 

とか言ってる。

 

 

え?みんな無事だったの?

誰も死んでないの?

いつの間にか救出していたの?

 

 

そんな感じで、

大事な部分は変に省略されて

ジュラル星人の作戦を阻止した感じで

物語は終わるのだった。

 

 

もっと細かく言ったら

キリが無いほどツッコミどころは満載なんだが

とにかく第1話からして、普通のヒーローものとは

ストーリー展開が異なる感じが

マニアにはウケている感じだ。

 

 

それでは、第2話に続く・・・