孫悟空のアニキと言えば

登場当初は圧倒的な戦闘力の差を見せつけ

サイヤ人の強さを知らしめたラディッツだった。

 

 

一気にドラゴンボールのストーリーが

大きく変貌していき、当時、

かなりの読者が驚愕したであろう。

 

 

 

だが、その後のストーリーをずっと読み進めていき

フリーザが出てくるナメック星での戦いまでいくと

やはり矛盾というか、疑問が出てくる・・・。

 

 

その疑問とは・・・

 

 

ラディッツが地球にやってきた理由だ。

 

 

本編においては明確にこう言っていた。

 

 

 

まず、下級戦士であることを予想していたため

自分よりも戦闘力がかなり劣る事は

確実に予想していたはずだ。

 

 

そんなレベルだと承知の上で

弟を約2年間もかけて連れて行こうとする気持ちが

ちょっと意味不明だ。

 

 

まず、ベジータやナッパたちと戦っても

なかなか落とせるか不明な星に

当時の悟空が加わった所で

大きな改善なんて無いだろう。

 

 

それなのに、なぜ戦力として期待するかのように

長い時間をかけてやってきたのか分からない。

 

 

それと、フリーザの存在。

 

 

その後のフリーザの言葉を色々と見ていくと

たいてい征服期間というのは

一週間以内に設定している事がほとんど。

 

 

ベジータ達がかなり苦戦して3日かかったら

残念がられる始末で、

ベジータ王が一週間もかかったらマズイと

部下に言う描写があったことからも

どう考えても年単位の指令なんて出さないだろう。

 

 

それを約2年にも渡り

命令がくだってから征服に時間をかけるなんて

まず有り得ないはず。

 

 

そうすると、今度はフリーザの命令ではなく

独断でベジータたちが何かの星を征服しようと

画策したのではないか?と考察しそうだが、

それも有り得ない。

 

 

その後のフリーザの会話で、

お気に入りの部下であるベジータとは言え

命令も無い星に行くことなど許可していないと

しっかりセリフとして出てくることから

ベジータ達が独断で画策なんて

当時はできなかった事は明らか。

 

 

また、すでに裏切りを画策していたのでは?

という説も出そうだが、

まだドラゴンボールの情報も無いわけだから

それを期待して反旗を翻すために

ラディッツをけしかけたと考察するのは

ちょっと時期尚早というものだからだ。

 

 

そのように考えていくと

ベジータやナッパですら地球に向かった理由は

ドラゴンボールの存在を知ったからであり

やはり地球に迎えに行くなんていう合理性が

まったく無いのである。

 

 

それだったら、まだベジータの弟である

ターブルを迎えに行った方が戦力になりそう。

 

 

当時のギニュー特戦隊レベルのフリーザ軍に

わざわざ狙われるくらいなのだから

当時の悟空よりかは強かったのだろう。

 

 

ということで・・・・

 

 

サイヤ人編が開始された当初は

まだフリーザたちの登場やら

その相関関係などが

まとまっていなかったと見えるニヤリ