ドラえもんに搭乗する主要人物の中で

富裕層に位置する人物と言えば・・・

 

 

そう、骨川スネ夫だ。

 

 

 

基本的に苗字では呼ばれず

スネオとだけ呼ばれる彼だが・・・

 

 

スネオは富裕層の生まれのため

何かと最新のラジコンなどの玩具を手に入れ

それを友達たちに見せびらかして

のび太を羨ましがらせる行為をおこなう。

 

 

その後、大体のパターンは

周囲の友達が羨ましがると

みんなにも遊ばせると言うが

のび太はダメと断るオチw

 

 

こうしてのび太は悔しがり、

家に帰ってドラえもんに泣きつく・・・

というのが王道のパターンな訳だ。

 

 

だがね。

 

 

そもそも悔しがる必要すら

無いのではなかろうか?

 

 

そもそも、毎度

ドラえもんに泣きついちゃいるが

そのドラえもんこそ

最強のロボットな訳だ。

 

 

どんなにスネ夫が最新のラジコンなどを買い

みんなに見せびらかせようとも

ドラえもんには敵わない。

 

 

コントローラーで狭い範囲内のみ

特定の動きだけを再現する玩具と違い

ドラえもんはAI搭載の自立式ロボットだ。

 

 

どんな玩具も叶わない性能なのだ。

 

 

それを持っているのび太のほうが

とんでもなく羨ましいはずだ。

 

 

その事をのび太は忘れているようだ。

 

 

泣きわめいてドラえもんにすがる必要は無い。

 

 

そして、逆にスネ夫が優秀ならば

毎度、のび太に対して自慢する事が

どれだけ愚かな事か分かりそうなものだ。

 

 

どんな最新のラジコンだろうが

絶対にのび太のドラえもんには敵わない。

 

 

自慢するだけ、滑稽であろう。

 

 

しかし、彼は自慢しまくる。

 

 

頭が悪いからなのか?

 

 

いや、もしかしたら、

スネ夫は自分の玩具とドラえもんを

同一視はしていないのかもしれない。

 

 

つまり、ドラえもんを

のび太が所有するロボットである

という「モノ」として

考えているのではなく

人格を伴った「人」として

認識しているのかもしれない。

 

 

スネ夫の感情論になってはしまうが

そのように見ていたなら、のび太に対して

「所有物マウント」を取る意味もある。

 

 

ドラえもんは人であり

野比家の家族の一員という感覚だからだ。

 

 

まぁ、いずれにしても

のび太ほど恵まれた奴はいないだろう。

 

 

そりゃあ最終的に立派になっていく訳だ。