聖闘士星矢の初期の十二宮編が始まって

それぞれの黄金聖闘士の特徴などが分かってくると

その中でも正義と悪の性格がハッキリしてくる。

 

 

それで昭和のころに、

現代では星座カーストなどと揶揄されるイジメが

流行る原因ともなったのが

 

 

蟹座と魚座だろうな。

 

 

 

 

 

彼ら二人の黄金聖闘士は

 

力こそが正義であり

正義のためには

多少の犠牲は止むを得ない

 

と、合理的かつ、

強い者が正義なのだという理論で

教皇アーレスの行ないが悪だと分かっていても

従っているという描写が為される。

 

 

それ以外の黄金聖闘士に関しては

最初から教皇が乱心して

悪だと気付いて反旗を翻しているか

 

信じ切ってしまっていて

味方をしているかのどちらかであり

 

力ある者だけが絶対の正義とは思っていない。

 

 

そのため、大体星座カーストの対象として

特にイジメられてしまうのは

蟹座と魚座だった感じだ。

 

 

だがね・・・・

 

 

力こそ正義だという主旨を発言していたのは

もう一人いたぞ!

 

 

それは

水瓶座アクエリアスのカミュだ!

 

 

 

カミュも色々とツッコミ所満載な黄金聖闘士だが

とにかく今回の主旨で言うなら

多くの読者が感動したという氷河との最終戦において

シレッと力こそ正義という主旨発言をしている。

 

 

お互いにラストバトルで

オーロラエクスキューションを放ち

相打ちとなって二人とも果てる寸前で

師であるカミュは氷河にこう言ってたのを

みんなは覚えているだろうか?

 

 

ここまでお前が成長できたのも

お前が信じる物が

正しかったからだ!

 

 

つまり、カミュに勝てるほど成長しなかったら

信じる物が正しいとは認められず

それは悪いことになるっていう意味だよな?

 

 

結局、強ければ信じていた事が正しい事にされ

弱ければ何を信じていようと

それは正しくない事とされる訳だ。

 

 

言ってることは

デスマスクやアフロディーテと同じだ。

 

 

だが、当時、星座カーストで

水瓶座がいじめられるなんて見たことが無い。

 

 

それだけ小学生レベルでは

本質を見抜ける奴なんて

いるはずも無かったという話。

 

 

当然だがな。

 

 

まぁ、結局、どう抗おうと

資本主義社会では強ければ生き弱ければ死ぬという

絶対的な真理には抗えないという事かな。

 

 

なんだかんだで、私もカミュや

デスマスク、アフロディーテ派だ。

 

 

 

ん? ミュー自身の星座は何かって?

 

 

 

蟹座だよニヤリキラキラ