いつものように

マーベル作品のストーリーを

忘れんがための個人的な備忘録記事。

 

 

ネタバレ満載だから

一度見た人が思い出したい時に

見る記事だと思って読んで欲しい。

 

 

 

ドクター・ストレンジ/

 マルチバース・オブ・マッドネス

※マーベル映画28作目

 

 

この映画は時系列的に言えば、

スパイダーマンのマルチバース騒動の後であり

ワンダビジョンの伏線回収にもつながる話。

 

 

ドクターストレンジ

元恋人のクリスティーン

結婚式に出席していた。

 

 

その参列の最中、とつじょ、

会場の外にタコの化け物が現れ

ひとりの少女を攻撃している。

 

 

ストレンジと、その相棒のウォン

そのタコの化け物をなんとか退治したが

救助した少女は別次元(マルチバース)から

やって来た人間だった。

 

 

彼女の名前はアメリカ・チャベスと言い、

なんと様々なマルチバースを行き来できる

特殊な能力を持っていた。

 

 

ただし、その次元移動の能力は

自由に発動できるほど使いこなすことは出来ず

自分に危機が訪れた時のみ

無意識に発動してしまうものらしい。

 

 

そして、残念ながら、モンスターに追われ

彼女と一緒にいた次元のストレンジは死亡し

死体だけがこの次元の地球にあった。

 

 

最初は、この次元のストレンジも

半信半疑な状態であったが

別次元の自分の死体を見たことで

信じることになった。

 

 

また、この次元のストレンジは

今までアメリカ・チャベスと

一緒に戦う夢を見ていたことがあり、

彼女が言うには、そもそも夢は

別次元の自分を投影するモノだと語る。

 

 

夢はその次元の夢であっても

必ずどこかの別次元の現実なのだと!

 

 

そして、現在、アメリカ・チャベスの能力を

何者かが奪おうとしている事を聞かされる。

 

 

もし、彼女の能力が

危険な思想を持つ悪の手に渡れば

全マルチバースが危険にさらされるため

彼女をかくまいつつ、

彼女を狙う者を倒さなければならない。

 

 

夢の中で見た彼女を襲うモンスターや

今回襲ってきたタコの化け物にも

同じルーン文字が刻まれていた。

 

 

それは魔女の仕業であると踏んだストレンジは

同類の仲間に助けを求めたほうが良いと感じ

スカーレットウィッチことワンダ・マキシモフ

助けを求めようとした。

 

 

 

しかし、ワンダと会って判明した事は

なんと彼女こそが、別次元に干渉して

アメリカ・チャベスを襲っていた張本人だった!

 

 

ワンダはウエストビューで戦った

魔女のアガサ・ハークネスから

禁断の魔術書を奪って

ワンダビジョンのラストシーンで

読んでいる場面があった。

 

 

 

実は、あの禁断書こそ

実はダークホールド呼ばれる

他の次元の自分に魂を

乗り移らせる能力を発動できる魔術書だった。

 

 

具体的にはドリームウォークという秘術らしい。

 

 

ワンダは別の次元であれば

架空ではない息子たちがいる次元もあるため

そちらに移住したいがために

チャベスの能力を奪おうとしていた。

 

 

結局、ストレンジの説得は虚しく決裂し

ワンダはストレンジの本拠地である

カマータージへ攻撃を開始した。

 

 

ストレンジは、ウォンや弟子たちと

アメリカ・チャベスを必死で守ったが

ワンダの圧倒的な魔術の前に

カマータージは滅ぼされてしまう。

 

 

だが、ピンチになったことで

チャベスの次元移動能力が発動し

ストレンジとチャベスだけ

別の次元へと飛ばされてしまった。

 

 

別次元に到着したストレンジとチャベスは

ワンダの持つダークホールドに対抗するため

ビシャンティーの書と呼ばれる

どんな願いも叶えられるという書物を

手に入れるしかないと考える。

 

 

今までチャベスと行動していた

別次元のストレンジは

つねにビシャンティーの書を探していたため

今回到着した次元のストレンジを

まずは探そうと試みた。

 

 

しかし調査して分かった事は

今回行きついた次元の地球においては

すでにサノスとの戦いで

ストレンジは死んでいた事実だった。

 

 

代わりに、この次元においては

アベンジャーズに該当するチームは

イルミナティーという組織であり

そのチームメンバーには・・・

 

 

通常の次元において

かつて仲たがいとなったモルド

 

エージェントカーター

キャプテンアメリカになっていたり、

 

キャプテンマーベルなどの面々が

まったく別な人物がなっていたりと・・・

 

マルチバース特有な感じで登場。

 

 

ここで面白かったのは

その中のリーダー的な存在として

あのX-MENプロフェッサーXがいたこと。

 

 

もはやマルチバースが絡めば

なんでも有りな状況だが

ファンには喜ばれる演出だろう。

 

 

とにかく、そのイルミナティーにより

ストレンジとチャベスは捕まってしまう。

 

 

ちなみに、この次元のクリスティーン

そのイルミナティーの主席研究員。

 

 

こうしてストレンジは

イルミナティーのメンバーたちに尋問されつつ

このままだと別次元から干渉されたおかげで

元の次元と、今回迷い込んだ次元が引き合い

どちらかの次元が消滅すると言われる。

 

 

その次元の消滅を

インカージョンというらしい。

 

 

そんな中、通常の次元においては

ワンダがドリームウォークを発動させ

チャベスを追いかけようとしていたが

カマータージの弟子による捨て身の活躍で

なんとか禁断の書を破壊した。

 


しかし、怒り狂ったワンダは

無理やりウォンから

ダークホールドの秘密を聞き出す。

 

 

じつはアガサから入手した禁断の書は

コピーされた写本であり

本来はワンダゴア山の聖域に

呪文のすべては刻まれているらしい。

 

 

こうしてワンダは聖域に入り込んで

ドリームウォークを発動し

ストレンジたちがいる次元のワンダに乗り移り

イルミナティーの基地を襲撃した。

 

 

この次元では量産型のウルトロン

防衛システムとして利用していたようだが

ワンダにはまったく通用せず

完全無双状態で破壊され尽くす。

 

 

イルミナティーのメンバーも

団結して戦いを挑むも

健闘虚しく皆殺しにされてしまった。

 

 

またワンダにチャベスの能力を

一時的に乗っ取られて

ストレンジはまた別次元に飛ばされ

ワンダとチャベスだけは

元々の次元に戻って行った。

 

 

こうして、ワンダはワンダゴア山にて

本格的にチャベスの能力を

自身の身体に取り込む儀式を開始する。

 

 

いっぽう更に別次元に飛ばされたストレンジは

その次元に存在するストレンジと出会う。

 

 

しかし、その次元のストレンジは

ワンダみたくダークホールドを使う

闇落ちした性格のストレンジで、

なぜか天津飯みたく三つ目になっている。

 

 

 

彼は様々な次元をドリームウォークして

クリスティーンと幸せになる歴史でなければ

その次元のストレンジを抹殺するという

完全にイカれてしまった状態。

 

 

とにかくストレンジは

この三つ目のストレンジに勝つことで

彼からダークホールドを奪い

禁術のドリームウォークで

通常の次元の地球へアクセスをする。

 

 

ただ、ドリームウォークは

あくまで別次元の自分に憑依する術のため

最初にチャベスが連れて来た

すでに死体となっているストレンジに憑依し

ゾンビストレンジとなってワンダゴア山へ向かう。

 

 

こうしてゾンビストレンジとウォンの手で

ワンダを食い止めようと戦うが

それでもワンダの魔術には敵わない。

 

 

しかし、自らの力を信じ始めたチャベスにより

ワンダを再び息子たちのいる次元へ飛ばした。

 

 

そこには、当然別の次元のワンダもいたため

ワンダ VS ワンダ の形となるが

スカーレットウィッチとして

すでに覚醒している現ワンダが勝つ。

 

 

しかし、子供たちに恐怖の目で見られ

「ママを苛めないで」と懇願されたことで

ワンダがしてきた事の罪に気付く事となる。

 

 

こうしてダークサイドから抜け出したワンダは

自らワンダゴア山の聖域を

自分もろとも破壊した。

 

 

別次元からゾンビを操っていたストレンジも

チャベスによって元の次元に戻された。

 

 

その後、チャベスはストレンジたちの弟子となり

カマータージで魔術の訓練に励むようになる。

 

 

ここで通常のストーリーは終わる。

 

 

エンドエトーリーにおいては

謎の女性がストレンジに声をかけ、

インカージョンを引き起こしたから

修復をしないとならない・・・

 

・・・と共に次元のゆがみを

修正しに行くシーンが映る。

 

 

その時、ストレンジには

ダークホールドを利用したせいか

第三の目が額に存在していた。

 

 

こうして物語は

ミズ・マーベルへと続いていく・・・