どんな分野のどんな活動においても
基本は大事である!
基本をおろそかにして
その先の成長は無い。
スラムダンクをはじめ、スポ根マンガとか読むと
必ずそういう描写が出てくるのだが、
中には基本を極め切っただけでは
逆にダメっていう珍しい描写の漫画もあります。
それが、るろうに剣心で有名な宇水
明治政府の転覆を狙う志々雄真実の幹部のひとり。
正式な本名は魚沼宇水(うおぬま うすい)。
通称、十本刀のひとり、盲剣の宇水。
この宇水の特殊な能力として
異常な聴覚を持っているため
相手の筋肉の緊張具合とか
心臓の鼓動などから精神状態を察して
考えが予測できるっていうもの。
いわゆる心眼の使い手とされる。
宇水はその能力を活かして戦うのだが
実際の攻撃における戦術っていうのは
琉球に伝わる王家秘伝の武術らしい。
王家の秘伝みたいな事を言うので
どれだけ凄い技なのかと思えば
「ヤリ」と「亀の甲羅の盾」で
戦うっていうスタイル。
こんな感じね。
琉球の正式な武器名称は
ヤリをローチン
盾をティンベー
と言うらしい。
それで、この宇水が
その秘伝の武術を使って
敵に対し攻撃を加えるのですが・・・
その一連の攻撃動作っていうのが
とにかくワンパターンなんだよね。
その一連動作は・・・
①敵の攻撃を盾の丸みを活かして弾く
②そのまま盾で敵の視界を遮る
③そして、ヤリで攻撃する
はい、これだけ。
その攻撃パターンを披露した時に
言った言葉がコレ。
そうなんです。
基本的戦法をやたら繰り返すだけ
一度だけ、応用技なのか?
と思われる技を繰り出すシーンはあるんですが・・・
なぜか、その後も
基本的戦術とやらのパターンのみを繰り出し
あえなく敗北していく・・・。
まぁ、続編において
伝統として受け継がれるべき
真の武具を使ってなかったから負けた。
なんて描写もあるんだが・・・
ずっと基本的戦術を繰り返し続けるのが
負けにつながるお手本みたいな戦いだった
基本を極めたら、
ちゃんとそこから先の応用も磨いて
オリジナルスキルも身に付けよう!
っていう教訓だね。