タウン形成外科クリニックDr.工藤勝秀のブログ ~美容外科・形成外科のあれこれ~

タウン形成外科クリニックDr.工藤勝秀のブログ ~美容外科・形成外科のあれこれ~

「安心・安全」をモットーに美容外科診療を行っています。このブログを通して、日々の診療で行っていることや自分なりの考え方を少しづつお伝えしていきたいと思っています。

20代の女性です。

 

埋没法か切開法か迷われて来院されました。

 

術前です。

 

 

まぶたが厚ぼったいため、埋没法では長持ちしないだろうと判断し、切開法を選択しました。

 

もともと額にしわ寄せをして眉毛を持ち上げるくせがあります。

上まぶたの皮膚に余りがあり、黒目の上にかぶさってくるために目が細く見えてしまいます。

そこで皮膚を持ち上げて目を大きく見せようとするためにこのようなくせが強くなります。

 

このようなケースでは切開法の際に皮膚の切除が必要となります。

しかし皮膚の切除量が大きくなると、印象の変化が大きくなってしまいます。

 

今回はあまり大きな変化を望んでいませんでした。

 

そこで余分な皮膚を1mm程度切除し、睫毛の生え際がしっかりと見えるようにしました。

 

術後3ヶ月です。

 

 

睫毛の生え際がはっきりと見えるようになり、メイクもしやすくなった様子です。

結果にご満足いただけました。

 

生まれつきある母斑(あざ)の治療を希望し来院されました。

 

 

母斑(あざ)の種類としては色素性母斑の特殊型で点状集簇性母斑と思われます。

 

このような(母斑)あざに対しては通常のシミ治療用のレーザーでは反応が乏しいです。

CO2レーザー等で皮膚を削る方法でも結局色ムラがでてしまいます。

そのため整容面で満足行く結果が得られにくいことが多いです。

 

今回は大きさ的にも切除、縫縮が可能でしたので手術を選択しました。

 

 

術後6ヶ月の結果です。

結果的には1本の線状瘢痕とすることができたため、

整容面でも満足いただける結果となりました。

 

傷跡は時間とともにもう少し赤み等が引いてくると思われます。

傷の幅はこれ以上拡がってくる可能性は低いと思います。

 

あざの大きさによっては手術方法も検討する必要があります。

その際の傷あとが満足行く結果となるかどうかが大切です。

 

一人で悩まれることなく、気軽にご相談ください。

 

50代の女性です。

下まぶたのくま(主にふくらみ)が気になり来院されました。

 

術前の状態です。

 

今回は皮膚のたるみも改善を希望されたため、結膜脱脂・裏ハムラ法は適応外となります。

(どちらも皮膚切除ができないため)

 

次に除皺術と表ハムラ法のどちらを選択するかです。

下まぶたのふくらみだけに目がいきがちですが、実際にはみぞの部分の周囲はへこんだ状態です。

この状態でふくらんだ脂肪の切除を行うと、下まぶた全体のくぼみが強調されてしまいます。

 

このような場合は表ハムラ法の適応となります。

脂肪はあまり切除せず、みぞの部分に移動させることで全体的になだらかの状態にするとともに、可能な限り下まぶた全体のボリュームを維持するという考えです。

 

術後1か月です。

 

凹凸が改善し影も少なくなるため、明るい印象になりました。

 

また皮膚を切開する位置を工夫すれば術後1か月でも傷はそれほど目立たなくなります。

 

 

皮膚の取りすぎや煩雑な手術による拘縮は、まぶたの外反を生じるリスクとなります。