2018.3.11の朝に。 | ☆産婦人科医・伊藤加奈子のブログ

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アロマ鍼灸など代替療法を治療に取り入れたココカラウィメンズクリニックの院長です。NPO法人ウーマンリビングサポートでは女性のサポート事業などしています。毎日いのちいっぱい生きています☆ハクナマタタ☆

3.11の朝。

あの日も日常の朝を

みんなが過ごしていたと思います。


昨日は、

朝から仕事して、

新城市までお出かけして、

夜は先輩ご家族と食事して、

今日、朝起きて、

バタバタしながら、

神戸にお仕事へ向かう私。


Facebookが教えてくれた

一年前のタイムラインで、

今日が3.11だと気がつく。


バタバタすぎる毎日を

当たり前のように

過ごせていることに

感謝します。 



↓↓昨年の投稿より。



3.11に。


 岩手日報は下記の詩に 「明日が来るのは、当たり前ではない。

3月11日を、すべての人が大切な人を想う日に。」とメッセージを添えた。


最後だとわかっていたなら


あなたが眠りにつくのを見るのが

最後だとわかっていたら

わたしは もっとちゃんとカバーをかけて 

神様にその魂を守ってくださるように

祈っただろう


あなたがドアを出て行くのを見るのが

最後だとわかっていたら

わたしは あなたを抱きしめて 

キスをして そしてまたもう一度呼び寄せて 

抱きしめただろう


あなたが喜びに満ちた声をあげるのを聞くのが最後だとわかっていたら

わたしは その一部始終をビデオにとって 

毎日繰り返し見ただろう


あなたは言わなくても

分かってくれていたかもしれないけれど

最後だとわかっていたら

一言だけでもいい・・・「あなたを愛してる」と わたしは伝えただろう


たしかにいつも明日はやってくる

でももしそれがわたしの勘違いで 

今日ですべてが終わるのだとしたら

わたしは 今日 

どんなにあなたを愛しているか伝えたい


そして わたしたちは 忘れないようにしたい

若い人にも 年老いた人にも

明日は誰にも約束されていないのだということを

愛する人を抱きしめられるのは 

今日が最後になるかもしれないことを

明日が来るのを待っているなら 

今日でもいいはず


もし明日が来ないとしたら 

あなたは今日を後悔するだろうから

微笑みや抱擁やキスをするための 

ほんのちょっとの時間をどうして惜しんだのかと

忙しさを理由に その人の最後の願いとなってしまったことを どうしてしてあげられなかったのかと


だから今日 

あなたの大切な人たちをしっかりと抱きしめよう

そして その人を愛していること

いつでも いつまでも大切な存在だということを そっと伝えよう 「ごめんね」や「許してね」や「ありがとう」

や「気にしないで」を伝えるときを持とう


そうすれば もし明日が来ないとしても 

あなたは今日を後悔しないだろうから


作 : ノーマ・コーネット・マレック / 訳 : 佐川 睦


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