ここから何回か、私のAVの思い出話を書こうと思います。

 

私がスピーカーを使ったオーディオ趣味に走ってしまったのは2010年前後です。それ以前はイヤホンに凝っていました。その前はホームシアターを色々やっていましたから、まあ、危ういところに居たのだと思います。

 

当時、ホームシアターに凝っていた私は映画をDVDで見ていましたし、アカデミー賞をどの作品が取るのかも私の中では大きな興味の。まだ動画配信サービスなどは影も形もない頃で結構津々浦々にAVACの実店舗が展開されていました。 西暦2000年前後の事だと思います。

当時、NECが出していた液晶プロジェクターを20万円台で購入したと思います。当時、最高級機はまだ3管式というブラウン管を使ったプロジェクターが主流でした。

 

思えば、様々な映像機器の端境期だったのだと思います。

 

平面テレビが出始めた頃で、非常に高額だったのを思えています。1インチ1万円以上しており、32インチで30万円超えでした。それでも売れていたのです。液晶とプラズマがあり、プラズマは今は無き、パイオニアと日立など、液晶はシャープやパナソニック、東芝、ソニーなどがシェアを競いどちらが良いかなどの議論が盛んにされていました。

 

当時はまだハイレゾ配信も無く(ダウンロード専用のiTunes Storeが日本で開設されたのは2005年です)、音楽を外出先で聴くためには、CDをリッピングしてiTunesに取り込み、iPodと同期させていました。それ以前はカセットが主流で、一時MDも普及しますが音自体はカセットの方が良かったのだと思います。Bluetoothはまだありませんから、全て有線イヤホンでした。


当時の私は、最も音が良い接続方法はデジタルに違いないと信じていましたし、絶対的にCDの音の方がLPの音より良いに決まっていると信じ切っていたのです。当時の据え置きオーディオは、DVDプレーヤー(DVD-Panasonic RP91)からAVアンプ(DENON AVC-A1SE)に光デジタルで接続して聴いていたのです。スピーカーは、まだMade In Englandだった頃のモニターオーディオベビーブーマー+Silver 6の組み合わせでした。

 

 

 

この組み合わせの音を凄くいい音だと信じていましたし、完全に満足していました。

この頃の私はCDプレーヤーなんて物がなんで存在しているんだろうとすら思っていました。だって、デジタルで接続してしまえば音は同じだと信じているんですから、DVDをみられるユニバーサルプレーヤーで十分だと思っていたのです。

そして、高級オーディオはきっと詐欺的な製品なんだと今の○○の館の主や、○○−Aなる方と同様の考え方でした。店でAVアンプよりピュアオーディオアンプの方が音がいいと言われても、そうなんですね、とは言う物の、「売ろうと思っているだけじゃん」と考えてしまうような人間だったのです。

 

続きは次回に