PPMは中学校の頃から好きでした。ベスト盤でしたが父の買ったレコードを何度も聴きました。


今日は我が家のシステムが年末年始の改善を経て妙にリアルになってから初めてPPMを聴いています。


例えばこのLeaving on a Jet Plane、何度も聞いた曲なのですが、まるで違う録音のようにリアルです。特にMaryのボーカルのリアルさがすごい。あとはウッドベース。とにかく気持ちがいい低音です。


聴き慣れたPuff , The Magic Dragonもとにかくギターとボーカルが別物に聴こえます。同じ録音かと思うほどです。本当、BJ-Electric KAM-Xの音の再生力はすごいです。


しかしこう言った曲を我が家の今のシステムで聴くと50年以上前の1960年代後半にすでにこんなリアルな録音ができていることに驚きます。果たして当時のシステムでこの音を聴くことが可能だったのでしょうか?

もしかすると当時の真空管アンプとアナログプレーヤーでも可能だったのかもしれないなとも思います。


オーディオは奥が深いです。その奥の深さをプラセボという言葉で全て片付けている人たちには、この音を聞きながら改めて愚かだなと思います。