昨日ほぼ1日、今日は午後2時過ぎから、インターナショナルオーディオショーでいろいろ試聴してきました。これまでの所の成果を少しまとめてみます。

 

まず、最も大きかったのは、YG accousticsのエントリー機種、といっても(350万円ですが)のCarmel 2がすばらしい事が分かったことです。

正直、Vantageも凄く良いのですが、Carmel 2でも私には十分なぐらい低域も伸びています。さらに、そのスピーカーをドライブしていたのはKRELL K-300i Digitalというネットワーク機能付きプリメインアンプでしたが、これがすばらしい。

DELA N10との組み合わせでした。N10から直接LANケーブルをつないでいました。

このシステムの良いところは、私にも何とか導入可能かなと思わせてくれるところです。例えば、今ある、プリアンプ、パワーアンプ、スピーカー、DAVE、HUGO-M-Scaler Lumin U1 miniを売り飛ばせば、追い金はわずかで、DELA N10、KRELL K-300i digital 、YG accoustics Carmel 2を手に入れられます。音は部屋の問題はあるにせよ、おそらく今の音よりもはるかに良くなるはずです。

 

それにしても、Carmel2、K-300i 共に恐るべしです。特にKRELL K-300iというプリメインはもう全くノーマーク。こんなに良いとは思いもしませんでした。ネットワーク機能は、ストリーミングに対応しており、TIDAL、Spotify、Qobus、DEEZERに対応し、かつRoon Readyです。さらに、HDMI端子まで。うーん、こんなにてんこ盛りなのにあの音が出せるなんてびっくりです。値段は145万円。DAVEよりも安いのです。

 

ただ、実際にはCarmel2が凄く良くて、我が家のシステムでならしたらもっと良いかもしれません。悩みます。

 

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Martenと、この小型スピーカーBOENICKEが聞けたのも収穫でした。

このスピーカー、音はすばらしかったです。まあ、値段も、80万円〜というちょっとなんで?という感じでしたが、まあ、音は良いんですよ。NS3000よりこっちの方が良いと思いました。

 

Wilson Audio SASHAを聴きに行って、Air Force III premiumのデモを聞けたのも幸でした。ここで聞いた北村英治のダイレクトカット板の音はしばらくは忘れられそうにないくらいすばらしい物でした。それを余さず再生していたSASHAの能力にも恐れ入りました。

いずれにしても、購入可能な範囲内スピーカーではやっぱりYG Accoustics のCarmel 2もしくは Vantageが最右翼という感じです。